ウクライナ

ウクライナ・キエフでは安宿に注意‥私たちのホラー体験


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ドーブリ・デーニ!(ウクライナ語のこんにちは)ユキです!

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リアルタイムはクロアチアのスプリット!

昨日モンテネグロで記録的な山火事が起こって

私たちのいるクロアチアのスプリット近郊まで燃え広がったみたいです。

私たちは無事です。

そんなことも知らず呑気に寝て起きて海に入ってました!

心配してくださった方、ありがとうございました!!(;o;)

 

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2017.4.29
【ウクライナ】キエフ
********

戦々恐々!ウクライナで初のお宿

私たちを助けてくれた整備屋さんのおじさんと共にその宿に入ると

 

え?何?何なのあんたたち。

 

っていう顔でこちらを見てくるお母さんと子供。

整備の男性が、ウクライナ語で私たちがここを予約したことを説明してくれてるみたいで、するとさっきまで怪訝そうな顔をしていたお母さんが一転して

 

え!嘘!!

 

という表情になったのがわかった。

どうやら予約が入っていたことを把握していなかったみたいです。

 

この宿は、宿というよりも出稼ぎの人の下宿先といった雰囲気

 

整備のおじさんも

 

「ここに泊まるの?本当に?」

「ここはあまりにアグリーだ(醜い)よ」

 

と心配してくれる始末\(°Д° )/

 

確かに泊まりたくない気持ちは強いけど、ここは街の中心街から結構離れてるし外はもう暗くなってるし‥

他に選択肢がない。

 

助けてくれたおじさんには深々とお礼をして、さよならした。

 

「何かあったら隣の工場にいるからな!」

 

と最後まで心配してくれたのには心救われた…

 

宿のお母さんは英語がてんでダメで、6歳くらいの娘さんが学校で習ってる簡単な英単語をいくつか話せる程度でコミュニケーションが絶望的でした。

やっぱり今日予約が入っていたことを知らなかったらしい。

宿泊客用の部屋が上の階にあるんだけど、その鍵が今手元にないみたい。

なので、しばらくこの部屋にいといて、って言って通された部屋がもろ下宿部屋!って感じの男臭いお部屋。笑

 

とりあえずお腹すいたぁ、、、ってスーパーに行ってビールとインスタント麺を買ってきて

キッチンで飲みながら食べてたら、下宿の人たちが帰ってきて(もれなく全員ガタイのいい男の人)

宿のお母さんに向かって何かを怒鳴っていた。

 

お母さんは何かを説明していた。

ウクライナ語がわからないので推測なんだけど

 

「なんで俺たちの部屋に知らねえ奴の荷物が置いてあるんだよ!」

「予約なしでお客さんが来たのよ!仕方ないじゃない!」

「勝手なことするんじゃねーよ!」

 

こんな感じなのかな‥

とてつもなく居心地が悪い‥‥‥

 

キッチンにその人たちがやってきて挨拶してみるも、ギロッと睨まれ

ひぃっ!ってなるしかなく(´;ω;`)

 

そうこうしてるうちに鍵を持った人が帰ってきたのか(?)

私たちの泊まる本来のお部屋に案内してもらうことができた。

 

「こっちだよ!」

 

手招きをする6歳くらいの可愛い女の子。

この子の無邪気な可愛さがせめてもの救いだった(´;ω;`)

 

きぃぃぃっ

って音のする扉を開けると、真っ暗な階段があった。

 

 

まじかよ‥真っ暗やないか

 

 

頭の中では、小学生の頃に兄ちゃんがやっていたプレステのゲーム“バイオハザード”の映像が流れていた。

怖い‥怖すぎる。

今にも何か得体の知れないものが襲いかかってきそうな雰囲気。

しかも怖い雰囲気を増長させるかのように、なぜだか階段にも廊下にも、電気が一つもついていなかった。

ただでさえ怖いシチュエーションなのに、なぜ真っ暗‥

 

ケータイのライトを頼りに真っ暗な階段を登り、真っ暗な廊下を歩き進めると、お母さんがやっと電気を一つつけてくれた。

 

「ここがお部屋だよ」

 

ドミトリーを予約していたのに、通されたのはベッドが二つあるだけのプライベートルームだった。

でもどう考えても不気味すぎる‥。

 

本当を言えば泊まりたくない、泊まりたくない、泊まりたくない。

 

二泊の予約を取っていたけど、明日はキャンセルさせてもらうことにした。

 

清算が終わると

 

「じゃあ」

 

と去っていった親子。

あまりの恐怖に、もはやあの親子がこの世のものじゃなかったんじゃないのかと思えてくるほど。

 

というか‥

 

トイレの場所もシャワーの場所も教えてもらえなかった…笑

 

トイレはお部屋を出たすぐのところに見つけることができたんだけど、このトイレもまたホラーだった。

ずっと掃除していないかのような匂いがしたし、便座もなかった。

しかも電気がチカチカ点いたり消えたり。

本当にお化け屋敷(´;ω;`)

 

チカチカ、チカチカ、

 

私は一度怖い!っていう感情が出てくると、なかなかおさまることがない。

いつもはのりがこういう時は無邪気に振舞ってくれるんだけど、この時はあまりの不気味さにのりまで怖がっているようだった。

 

こんなんで眠れるのか、私たち‥

 

私たち以外に宿泊客がいる気配はないのにトイレの水の流れる音がした時に恐怖は最高潮に達した。笑

 

絶対オバケおる‥!

 

絶対オバケおる‥‥!!

 

絶対オバケおる‥‥‥!!!

 

結局何事もなく夜が明けたんだけど、怖すぎて狭いシングルベッドに二人で抱き合って寝たので朝起きると体バッキバキ(´-`)

 

明るくなってからホテルの写真を撮ってみました。

 

(真っ暗だった階段)

 

(真っ暗だった廊下)

 

(真っ暗だった謎のホールスペース)

 

(真っ暗だったお部屋前)

 

(殺伐としたお部屋)

 

(恐怖でしかなかったチカチカ電気のトイレ)

 

と、こんな感じでした。

明るいとただの古いホテル?って感じだけど

これが真っ暗だった昨日は本当に怖かったなぁ。

 

チェックアウト時間は12時だったんだけど、11時半頃になると一人の男性が部屋までやってきた。

 

「オーナーです。ティーとかコーヒーとか飲みたかったらキッチンは二階にあるからね。」

「チェックアウトは12時だから、時間過ぎるようだったら追加一泊分を払ってね」

 

「あ、あとシャワーも浴びたかったら2階にあるからね。」

 

って・・・

 

それ、普通チェックアウト30分前に教えるぅぅぅ???笑

 

元々この宿でお風呂に入る気なかったけど、ちょっとインフォームが遅すぎんんんんん????

 

マジで、本当にマジで。

私たちの旅史上ナンバーワンなホラー宿との出会いでした。

 

耐えきれず宿を移動

12時前にはチェックアウト。

と言っても宿に誰もいなくて鍵はキッチンに置いていったんだけど。

誰もいなかったから、やっぱり昨日の親子は幻だったのかなとさえ思えてくる。笑

 

ホラー宿に別れを告げて、お隣の整備工場へ顔を出しました。

ホラーだったけど、一応室内で眠ることができたのは昨日のおじさんのおかげ。

最後にもう一度ありがとうを言っておきたかったんだけど、探してもおじさんの姿はありませんでした。

 

路面電車に乗って次のホテルへ!

トラムは運賃3フリヴニャ(約13円!)

運賃はベストを着た係りのおじさんかおばさんに支払う仕組み。

 

ウクライナ・キエフの人は気難しい顔をした人が多い。

電車に乗っていても、私たちが大きなバックパックとサブバッグを前後に担いで立っていると「邪魔だ」と言わんばかりの厳しい視線を受けることが何回かあって、少しへこんだ‥。

赤ちゃんを抱っこした若いお母さんが満員電車に乗ってきても、なかなか席を譲る人が現れない。

 

電車で一番記憶に残ってるのはペルーだったかな。

ペルーでは赤ちゃん連れのお母さんが車内の乗り込んできた瞬間に席を立つ人が何人もいたなぁ。

中年くらいの女性が立ってるのを見ても、若い男の子が「セニョーラここ座っていいよ」って声をかけててとっても印象的だった。

 

“ウクライナの人はどこか心に余裕がないのかな?”

 

勝手な思い込みだったらウクライナの人に申し訳ないけど、それが私のウクライナの第一印象でした。

インド・エジプト・トルコと、大好きになった国が続いてたので、ギャップに少し苦しむ。

この国、肌に合わないかも‥苦手だな‥って感じたのがあまりにも久しぶりな感覚でした。

 

こう言う光景、どこかで見たことあるなぁって考えてました。

思い出したのが、東京でした。

東京の通勤電車もまさしくこんな感じだったなぁって。

みんな余裕のなさそうな顔をして、下を向いて。

そう考えると、日本って素晴らしい国なのになんだか悲しいなぁって思っちゃいました。

 

到着した宿はここ!

「ZOO HOSTEL」

 

*ドミトリー一泊500円くらい
*キッチン付き
*ホットシャワー、水圧強し、排水悪し
*Wi-fi強め
*共用スペース狭い
*洗濯機あり(有料)
*スタッフさん英語話せます

 

キッチン用具が充実してる〜!!!

こりゃ自炊の日々の始まりだね!♪

キッチンにいたら、もうこのホテルに住み着いてるおじさんが

 

「ここにティーもあるし、砂糖もあるし、コーヒーもあるし‥」

って説明してくれました!

 

「ティー飲むかい?ミルクティーがいい?」

ってニコニコしながら紅茶を入れてくれて、ほっこり。

初日でウクライナ人苦手意識が芽生えちゃってたので、このおじさんの優しさがティーと一緒に体に溶け込んでいく感じがしました。

 

洗濯機もあったので、スタッフさんに

「使っていい?」

って確認したら

「もちろんよ!」

と言われたので勝手に無料なんだと解釈して、一回でできる量を二回に分けて洗ったら‥

 

「さっき二回洗濯機使ったわよね?」

「一回20フリヴニャだから40フリヴニャお支払いお願いね♪」

 

と言われけっこうショックでした。笑

こんなことはあったけど、ドミトリーのお部屋は綺麗だし、シーツなんか洗いたて清潔だし、シャワーは暑いくらいのお湯が出るし♪

ホラー宿から移ってきたから、もうここは神宿だ〜なんて思いながらお部屋でゴロゴロ。

 

美味しいウクライナご飯!

キエフの町歩きは明日1日でやることにして

今日の日程は・・・

 

外食だぁーーーい!!

 

向かったのはキエフ駅前にあるレストラン♪

その名も“プザタハタ”

世界一周旅行者がみんなこぞって行ってるのがここ!

 

トレーを持って、好きなものを自由に取っていくブッフェスタイルなのでハードルが低い♪

料理名と値段が書いてあるんだけど、ウクライナ語(ロシア語?)で書いてあるのでどれがどれか全くわからないんだけど‥

 

まぁ、ウクライナ物価が驚くほど安いので大丈夫でしょう!

と、いつもだったら一人一品くらいしか取らないであろう私たちも、この通り!

調子に乗ってサラダ2個・おかず4個・パスタ1個・スープ1個・ジュース2個を取っちゃいましたー!!

恐る恐るレジを通すと‥

 

全部で220フリヴニャ!

約900円!!!

 

ウクライナの物価を考えると少々高いのかもしれないけど、この量でこのお値段は絶対安い!!

 

味は‥正直そこまで期待してなかったけど‥

まず有名なポルシチを口に運んだ瞬間‥‥‥

 

「うんっっっまぁぁぁぁああああ!!!!!!!!!」

 

 

「なにこれめっちゃ美味しいいいいいい!!!!!!!!」

 

 

 

と、とろけそうになりました。笑

ポルシチも、おかず全種類も、サラダも!

もれなくどれもとても美味しかったです!!

 

なんじゃウクライナ‥。

こんなに料理の美味しい国だったなんて知らなかったぞ。

 

まさかの美食の国を東欧で発見。

この国苦手かもって思ったり、料理が美味しい最高ー!って思ったり

まだまだ掴めません、ウクライナ。

 

好きになれたらいいんだけど。

 

明日はそんなウクライナ・キエフの町を観光したいと思います♪

 

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