オーストラリア

【車で往復8000km超え?!】ブリスベン〜ウルル ラウンド④日目 〜前編〜


ハイサーイ☆

 

 

意外に潔癖性のNoriです
しめっと毛布をかぶらず持参したタオルで枕を作り眠りにつき
クーラーがバリバリかかった部屋では熟睡できず起きる時間がやってきた

 

 

Yukiは潔癖性の僕を気にすることなく爆睡っっzzzZZ
朝方まだ暗いうちに目を覚まし
昨日こしらえたサンドイッチマンと
冷やしていたペットボトルを冷凍庫から出し
何回も忘れ物がないか確認してから部屋を出た

 
高いお金を払った割にはくつろげなかった
このホテルにさよならを言う前に
ブログを書くために必要な
ホテルの写真をパシャパシャ!

 

見た目はなかなか綺麗だけど部屋がもう少し頑張って欲しかった‼︎

 

この時間レセプションは閉まっていたので
”鍵をキーボックス”に入れてチェックアウト完了

 

 

今日から二日間かけて
ウルルの一番近くにある街の”アリス・スプリングス”を目指す

 

 

今、いるウィントンからアリス・スプリングスまでは
約1600KMの道のり。。

 

二人で果たしてたどり着くことができるのか
二人にとっては未知数すぎる距離。。
1日どれぐらい走れるのか
車は大丈夫なのか
どんな道なのか天候は大丈夫なのか
ガソリンスタンドは本当にあるのか??

 

 

外に出て全ての不安をかき消すかのように
大きな深呼吸をして気合を入れた
恐竜の街ならでわの”匂い””大量のハエ”とおさらばした
恐竜の街ここウィントンにはもう二度と訪れることはない

 

”さらば”ウィントン!!!!

 

 

 

ウィントンからアリススプリングスへ向かう
一本道は僕たちの想像を絶するほどの
荒野。。

 

 

こういう荒野の真ん中に人工的に作られた
片側一車線の道路があるだけ。。
車を走らせながら
目の前に広がる荒野の迫力に圧倒されていた
相変わらず場所を選ばずにカンガルーの死骸が
あちらこちらに横たわっている
荒野の色と同化して確認しづらい。。
ぶつかったら一発でこの旅が終わってしまう
難易度S級の道路だ

 

 

時刻は朝の6時頃になり
あたりは明るくなった頃
前方に大きなトラックと一台のジープが縦に並んで止まっていた。

 

 

ここには信号がない前も後ろも荒野のにぃ。。
大きな死骸があって通れないのか?
トラックに何かしらのトラブルか?
とりあえず車を減速させながら
トラックに近寄ると

 

トラックまた先に看板があるのに気づいた。。

 

 

 

Yukiが助手席からカメラを持って降りていった
道路がぁぁぁああ!?
閉まってるぅぅううう!???

 

 

英語では

” ROAD CLOSED
DUE TO FLOODING ”

と、書いていた。。。

 

 

氾濫(ハンラン)で道路が封鎖されていた

 

 

なゼェ〜〜〜〜⁈⁇
突然の道路封鎖に戸惑う僕ら。。
ここに来るまで天気予報とか見ていなかったし
この先にどんな街があるのかも確認していなかった
朝から事件です‼︎

 

 

後々、調べたらウィントンの次にある
Mount Isa という街で昨日豪雨があり
その影響で道路が氾濫したらしい。。
しかも記録的な豪雨だったらしく
車や木が折れて流されてる映像が何度もニュースで放送されてたのを
後で僕らは知った
まさかの展開に笑うしかない二人だったぁ。。。

 

 

 

この展開で少しでも情報がほいし僕ら
とりあえず
このトラックさんとジープさんは何をしてるんだ?
っと、疑問を持った

 

 

 

聞けば何か教えてくれるかもしれない
でもシャイな僕らはそう思いながらも
車をUターンさせもう二度と訪れることがないと思って
”さよなら”を告げたウィントンで情報収集することに決めた
ただいまぁ”ウィントン”

 

先ほどチェクアウトしたホテルの前に到着した僕ら
困ったことに、ウィントンでは自前の携帯も意味をなさず
SOSのみと表示されネットが使えない
こうなったらあの手を使うしかない‼︎
まだ閉まっているレセプションの”キーボックス”から
鍵を取り返すしかない‼︎

 

 

Yukiの細い手をボストぐらいの大きさの穴に突っ込む
朝早く行動していたのが良かったのか
中には僕らの鍵を含め二つの鍵しか入っておらず
Yukiは難なく僕らの鍵をそのポストぐらいの小さなお穴から
摘み出すことに成功させた‼︎

 

 

そして僕らはチェックアウトする前の状態に戻った

 

 

 

部屋に戻り
ホテルのWi-Fiを使い情報をかき集める
僕はどうしたらウルルに行けるのか
グーグルマップや情報サイトを入念にチェックしていた
隣でYukiも真剣な顔でパソコンと向き合っている

 

 

 

そして数分後僕は一つの案を見つけ出した
封鎖されている道とは別の道から
大きなハイウェイに合流する道を見つけ出した
その情報をYukiに知らせるため
Yukiが座り込んでいる横に体を近づけ
僕のパソコンの画面をYukiのパソコンに並べたとき
僕は衝撃を受けた。。。。。‼︎‼︎

 

 

Yukiの画面に映っていたのは
Facebookの画面だった‼︎w
この状況でFacebookを見ていたのかぁぁぁあ
さっき確認したYukiのパソコンへの真剣な眼差しは何⁉︎⁉︎

 

 

恐るべしYuki!!!!

 

 

 

悪気はないのよぉ。。みたいな顔したYukiに
僕が睨みを効かせると
しょぼ〜んとした顔でまたパソコンで何かし始めた

 

 

 

数分後
さっきはごめんねということなのか?
僕よりも英語が達者なYukiは
”Queensland Government”のサイトにアクセスし
道路の状況を検索してくれそれを僕に見せてくれた
やればできる子‼︎追い込まれないと何もやらない子‼︎

 

赤の停止マークが中央にあるのが見えますか?
これがまさに僕らが通ろうとしていた道
ウルルは地図上の左にあり
今、僕らはちょうど赤い停止マークの右側にいるのです

 

 

このサイトによると数日前から
ここウィントンから先が封鎖されているみたいだった
回復の見通しも経っているわけではなく
状況が変わり次第更新というふうに書かれてあった。。。

 

 

【違う道からウルルに向かうか】

or

【恐竜の街ウィントンで数泊して道路の回復を待つか】
選択は二択だった

 

 

もう一度確認しよう
僕らの目的は

【世界の中心(ウルル)でカウントダウン】をすること
この日は29日。。予定では31日ウルルのホテルに到着している
今日を合わせて三日。。。ウィントンからウルルまでは約2200KM

 

 

 

この状況で危険を冒し違った道からウルルに攻め込むか
一旦待ち状況が変わるのを待つのか
僕らの決断力が試される時だった

 

 

 

こんな朝っぱらから頭はフル回転‼︎

 

グーグルマップを駆使し
違うルートを細かく調べる
調べれば調べるほど違うルートがどれほど危険かわかってきた
道路は舗装されおらず砂利道の映像ばかりがグーグルマップでは確認できた
舗装されてる道路でさえ氾濫しているのに
違うルートの今を想像するとものすごい映像が頭に浮かぶ

 

 

 

 

その時、何気なくテレビをつけていた
僕らの目に飛び込んできたのは
Mount Isa という隣町が氾濫してる映像だった

 

 

 

言うまでもなく
僕らは恐竜の街ウィントンにもう一泊することに決めた‼︎
今泊まっているホテルは今日満室になっていたため
僕らは違うホテルを探した
お部屋にキッチンがありトイレ&シャワー付きのなかなかのホテル
このホテルも空きが一部屋のところ
ギリギリで予約をとることができた。

 

 

 

そうこうしているうちに
チェックアウトの時間がやってきた
せっかくなので車に荷物をすべて入れて
ここウィントンを探索することにした

 

 

 

ここ恐竜の街ウィントンのゴミ箱は
恐竜の足だ

道も砂利だったw

スーパーはスパーだった

 

 

スパーで夕飯のパスタを買いながらYukiが話す

『世界を周っている時も
こうやって思いもよらない街を観光することになるんだろうね
どんな街でも楽しめる旅人になりたいね』っと

 

 

 

『ん〜
確かにぃ。。。w』

 
チェックインできる2時間後を
果てしなく遠く感じたのは言うまでもない。。w
続く。。。。

 

 

 

 

You’re happy i’m happy

 

 

 

 

 

ブログを読んでいただきありがとうございます

 

 

 

 

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