果てしなく長く感じた2時間を乗り越え
次のホテルにチェックインする時間となった
今日泊まるホテルは
Banjos Overnight And Holiday Units
車でホテルに到着すると
ホテルは一つ一つ独立したコテージのような作りで意外に良さげだった
車で到着するとそこのスタッフみたいな
タンクトップのおっちゃんがジョウロを持って近寄ってきた
『Can I help you??』
顔をかなり近づけられ発せられたこの言葉に動揺した僕は
首を横に振りながら予約したことを伝えた
ジョウロのおっちゃんは
そんな馬鹿なぁぁぁ。。。みたいな顔で
『When …..ウィントン….ゥィン…トン…トン』と言ってきた
僕は何も聞きとれず
とりあえず今日の朝予約したことを伝えると
ジョウロのおっちゃんは
そんな馬鹿なぁぁぁ。。。みたいな顔で
レセプションに走って行ったぁ
もちろんジョウロを持って
慌てて戻って来たジョウロは僕らに
『ウィ..ントン…1時間…ゥィン…….ト.ン.ト.ント…掃除….ン』
と言ってきた
僕らは今までのジョウロの行動から悟った
部屋が準備できてなく1時間で掃除するってことだなぁと
僕らは笑顔で『It’s OK see you soon』と言い
その場を後にした
ところでYuki???
あの人の言ってること聞きとれた??
『いや。。。全く。。
Noriが会話なりたってたから
Noriわかるんだって感心してたよ。。』
やっぱり
ここの人英語?は素晴らしいほど英語に聞こえなかった
日本でいう東京の人が沖縄のおじぃとおばぁと話してるレベルだ
青森の津軽弁でもいい。。彼らはウィントン語を話すのだ
そして1時間後
ホテルに戻ってきたら
ジョウロのおっちゃんとスタッフの女性が二人がかりで
念入りに僕らの部屋(コテージ)を掃除していた
ここまで念入り掃除してくれるんだぁっと感心するほどに
本当にありがたい!
今夜はぐっすり眠れそう!
お部屋の準備が整い
汗だくの女性スタッフが部屋の鍵と冷えた水を僕たちにくれた
笑顔が溢れる女性スタッフ本当に素敵
コテージなので広々と使えるお部屋
WiFiもあるから今後のプランも立てやすい
今日は移動もやることもない
部屋でゆっくり作戦会議をしよう‼︎
紅茶でも飲みながら
作戦会議だと紅茶作ろうとするYuki
そしたら台所の方でYukiの大声が!!!
『臭ぁ〜〜〜〜い‼︎』
えぇぇっぇ?
どれ?どれ??どこ??ってか何が?
にゅぁぁ‼︎
臭ぁ〜〜〜〜〜〜い‼︎w
水が臭いこれは硫黄の匂いダァ
しかも蛇口をひねって出てきたのは
水じゃなくてお湯。。。というよりも熱湯だった
何??ココ??
飲めるの?これ
Yukiが急いでテーブルに置いてあるホテルのガイドブックを確認した
そこにはこう記されていた
『you will be surprised smell of water but you will get use to soon.』
水の匂いはそのうち慣れるよ♫ってw
そのあとこう続いていた。
『Of course you can drink it』
もちろん飲めるよ♫って
体には害がなさそうだと確認すると
Yukiは匂いを気にせずに紅茶を作り
僕に出してくれた
確かに今までと何も変わらない紅茶
落ち着くぅ〜
実は
ここウィントン
オーストラリアの内陸部で雨量が少ないため地下から水を汲み上げている
その深さ。。何と1379Mなんだとか
それもその水温が何と99度!
汲み上げている深さ&水温が世界一らしい‼︎
恐竜の街ヤベェ〜!!
間違いなく日本だったら温泉の町として大繁盛していただろう
国が変われば日本で価値があるものが
そうでもなくなってしまうのかぁ
”あぁ”して”こぉ”したりすれば
もっともっと素敵な場所になるのにもったいないなぁ
なんて思う恐竜の街ウィントン
っって落ち着いてる場合でもない
今日が僕らの旅の分岐点になる
作戦を立てるにも現地の人の意見や情報がやっぱり必要だ
洗濯機を借りるついでにウィントン人の話を聞こう‼︎
作戦会議はその後だ!
テクテク…テクッ‼︎(歩いてる音)
ランドリールームに入ると
先ほど僕らの部屋を念入りに掃除してくれてた
愛想のいい女性スタッフがいた
これはチャーーーンス!
『Hello, We have a one question !』
『sure!!』
僕らはウルルに行きたくてココにきたこと
今、道路が氾濫しててウルルまでの道が閉ざされてること
こういうのは頻繁にあるのか?
いつ道路が回復するのか?
僕たちの質問をあいづちをしながら
何か知ってそうな雰囲気をかもし出し聞いてくれる
愛想スタッフ‼︎
(。。。これは脈ありや!)
そして愛想スタッフが話し始めた!
『ウィ…ント..ン..ウィン…
トン….. ゥィントン…………トントン』
まじかぁ。。‼︎
この人もウィントン語使いかぁ。。。
何か氾濫がいつおさまるか詳しい人がスタッフにいるみたいで
呼んできてあげるってその場から立ち去る愛想スタッフ。。
連れてきたのは
さっきのジョウロおっちゃんやぁーーーーーーん。。。。
チーーーーーーーーーン。。。。
完全にやられた
二人とも『ウィン….トンウ….ィ..ントン』っとしっかり話してくれ
二人でなんか『そうしよう、そうだね』みたいな雰囲気を出し
笑顔で話を切り上げ仕事に戻っていった。
今、喉から出るほど
ウルルまでの道のりと
この状況の解決策になる情報が欲しいのに
情報持ってそうな
ジョウロおっちゃん&愛想スタッフに話は
僕らに届かないほんの少しも聞きとれない。。。
どうにか少しでも情報が欲しいから
僕らは頑張って何度か質問したり
聞き返したりしたけど
ダメです‼︎もう‼︎
ここまで聞きとれない英語は二人初めてだったよ。。
冗談抜きで主語さえも聞きとれなかったよ。。
僕はまだしも
Yukiまでもがダメっだった
Yukiは英語もポルトガル語も話せる子なのにw
Yuki!!!!撤収だ!!!!
僕らは部屋でパスタを食べながら作戦会議をした
どうやっていくかを考えると
二人とも知識がないし答えが出るわけもない
話は自然と年末どんな感じで過ごしたいかになっていった
間違いなくここウィントンで年越しは嫌だ
さらにオーストラリアまで来て田舎町で過ごすのも
どうせウルルが不可能なら
今から距離的に間に合いそうな
ケアンズorハミルトン島
で、年越しってすごく魅力的じゃなぁあああい??
おおおぉぉっぉぉぉぉぉぉーーー‼︎‼︎
何もウルルにこだわることはない
今回のウルルも思いつきで決めたこと
完全に僕らの心はケアンズやハミルトン島の綺麗な海に奪われていた
ウルル縛りから解放され二人して肩の荷がおり。。笑顔になった
二人でケアンズやハミルトン島の宿を探した
どんなところでどんな感じですごそーーか⭐︎
自然に会話が弾む‼︎
海が見えるバーで年越しとかやばいネーーー
朝日とともに海に入るのも
ヤベェ〜なぁ。。。ワクワクすぎるぅ‼︎
ヨシ!!
作戦は決まった
【ウルルなんてただの岩、僕らを待ってたのはあの透き通るように綺麗な海
そうそこはまさに楽園〜ハミルトン島〜】
ウィントンからハミルトン島までの道を確認するために
”Queensland Government”のサイトにアクセスし
道路状況を確認する
どれどれ。。。。
ん?んん??んんんんん???!!!!
Highway…….OPEN(with caution)!!???????
えええぇぇぇぇぇぇぇぇええ⁉︎‼︎⁉︎‼︎‼︎
さっきまで氾濫で封鎖されてた
ウィントンからウルルへの道が全部開通してる。。
どういうことだよ‼︎
今からほんの10分前にこのサイトで更新されたと記されている
なんて絶妙なタイミング。。。
完全にハミルトン島に心を奪われたのにぃ〜
作戦名まで決めたのにぃ〜
これも運命なのか
神が僕らをウルルに導いてるのか
ハミルトン島。。。楽園。。の夢ははかなく散った
確かに前もって予約していたホテルのことを考えると
行けるならウルルに行きたいんです‼︎そうなんです‼︎
気持ちを頑張ってウルルにシフトチェーーーーンジ‼︎
二日間で目指そうとしていた
アリススプリングスまでの道のりは1600Km超。。。。
今までに体験したことのない距離そして旅が僕らを待っている
完走するにしてもしないにして
明日僕らはこの旅始まって以来の山場を迎えることになるのだ
明日の出発は朝の4時‼︎
それでは硫黄シャワー浴びてきます!
you’re happy I’m happy
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