目が覚めると
目の前には素敵な朝焼けが広がっていて
僕らは並んで歯磨きをしながら
その美しすぎる風景をのんびり眺めてた
どれぐらい眺めてただろう 車を少し走らすとすぐにシドニーの街並みが顔を出した オーストラリアといえばシドニー! オペラハウス シドニーの滞在期間は2日 2015年のクリスマスの次の日から僕らは旅に出て 人間やればできるのねぇ〜 地球の円周が4万キロ シドニーでも僕らはAirbnbにお世話になる Yukiいわく。 清潔感あふれるお家に安心 今回の、旅をしている時に 僕らは旅をしながら家族というチームみたいな感じになっていく 綺麗な我が家からシドニー市街地へと電車で向かう シドニーの電車はクレジットカードか現金で簡単に乗車券が買えるので安心 電車は二階建てです。 目的地も決めないまま電車を降りて タウンホールから歩くこと数分 素敵な船がたくさん停泊していた 僕らが到着してすぐに目に飛び込んできたのはたくさんの人たち 今日が、金曜日ということもあってどこのレストランも活気で溢れていたぁ 田舎から出てきた僕ら二人にとってここはおしゃれすぎる大人の街 海辺のレストランを見ながら歩くとラッキーなことに今まさにhappy hour!! 通常時間が8ドル(650円)くらいだから、なんとリーズナブルなお値段 この時も二人は言葉を交わすことなく素敵なチームプレーを見せた Yukiは注文、僕は撮影!気づいたら机に座って乾杯してたぁ 今日は本当のはしご酒w Yukiはこの雰囲気が大好きで 二人でほろ酔いになりながら歩いた先に見えたのはハーバーブリッチ! ここまできたら行ってみよ〜 シドニーを代表する観光地をウェデングフォト目線で睨む この時から僕らのウェデングフォトへの意識は変わっていった ある程度、撮影場所を決め、時間帯、車の駐車スペース、二人の動き方を決めた 誰が評価するわけではないけど 次は海辺でディナー 僕たちはこれから世界に出る 日本から数え切れないほどの旅人が世界を周り 多くの人が旅で得た経験を活かし自分の道を見つけ自分の人生を歩んでいる 本を読めばその人と同じように旅ができる…でも 昔は世界に飛び出るだけですごかった でも今は違う 昔の話 小学生ながら僕は『マジかぁ。。。』って思った それから数十年経った今 僕たちは少なからずこのオーストラリアを旅した。 見るものは一緒だったとしても感じたものは違う 僕らが見たもの感じたものは全て僕らのフィルターを通って言葉になるんだから ニュースもそう、本もそう 旅の本がいくら出版されようと 二人でのほほん旅をする やっぱり旅をし始めて良かったねぇ Yukiに届いてると僕は思っているよ
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決まった時間に起きることもなく
やらなければいけないことは何もない
今日も自分達がやりたい事だけをやる
1日が始まる。(最高すぎる毎日♪)
この旅、最後の街”シドニー”だ
オーストラリアの首都といえば”シドニー”!?
っと間違える人もいるほど存在感がある
(本当はオーストラリアの首都はキャンベラなんだけど。。)
ハーバーブリッチ
ダーリンハーバー
ブルーマウンテン
スリーシスターズ
タロンガ動物園。。。
いろんな観光地がここシドニーに集まりまくっている
2日でどんだけ遊べるのかなぁ
この時になると旅の終わりを意識し始めて
『もう旅も2日で終わるねぇ〜♪』なんて話もするようになった
今2016年1月8日まで14日間で走行距離はすでに8000Kmを優に超えていた
その約4分の1を僕たちは二週間ぐらいで走ったことになる。。
車凄しオーストラリア広し!
今回の家のオーナーさんは
奥さんがブラジル人でYukiと一緒!
Yukiは英語よりもポルトガル語が達者なのでお話をするのが楽しみなんてワクワクしながらお家へ向かった。
ブラジル人は毎回キッチンを綺麗にする習慣があってブラジル人のキッチンはどこも綺麗らいしい!
まさにその通りでしたぁ
綺麗
もうこの時からバッパーで泊まるという考えは
僕らにはほぼなかった
これから旅するためのイメージができた
何が必要で、何が嫌で、何が好き、こうしたい、あぁしたい!
行動しながら動きながら僕たちのスタイルができる感覚
気づけば言葉を交わさずにYukiが運ぶもの持つもの、
僕が運ぶもの持つものが決まってて、チームワークはもはや全国1だった
一緒にいて最強のチームワークを持った家族を築けたらチョーー楽しんだろうなぁ
子供ができたら子供も連れて旅をして
最強の家族チームワークみたいなの感じれた時には涙もんだろうなぁ
到着した場所はタウンホール
海辺にはレストランが立ち並ぶ
潮の香り漂うここは、
ダーリンハーバー!!
海辺のレストランでディナーを楽しみながらサンセットを眺めれる最高のデートスポット
16時にもかかわらず広い敷地では無料で置かれてる寝れるベンチで
ゴロゴロしたり眠っている人がいて卓球!?してる人たちもいて
後ろを見ればオフィス街。高いビルが建ち並んでいて
そこからまた後ろを見れば綺麗な広場と海が眺められる
ダーリンハーバーに心を奪われた二人
ハウスワインが5ドル!
二軒め、三軒めと足を運び
飲み終わると次の店へ
happy hourという文字が目に止まると入る
二人で喉を潤した〜
飲み放題みたいな気分だった
後で考えると普通に高かったけど
この日はチョーー笑顔がはじけてた
二人でルンルン気分で歩いたけど
近く感じたハーバーブリッチは結構遠かった
歩いて20分ようやく着いた頃には二人酔いがさめてたねぇ
ここがいい、あっちがいい。木が邪魔、遠い。。この時には場所へのこだわりと自分たちの写真のセンスのなさを実感していただけあって準備に余念はなかった!
二人とも酔っていることを忘れ
カメラを構えては首を傾げ、カメラを覗いては首を傾げの繰り返し
ただウェデングフォトを撮るだけじゃなく
心から満足するような、気持ちのこもった写真を撮ろう
どうせなら最高のものをね!
僕らはダーリンハーバーに戻った。
またしてもワインをオーダーし
二人ともハンバーガーとポテトを喰らう!
僕たち以上に盛り上がりを見せる周りの外人さん達の雰囲気にも、この旅を経て慣れてきた
記録を残している本を書いている講演もしている
その生き様がカッコイイっと思ったこともあった
昔は世界に出た、旅をした人の話や言葉は今以上に多くの人の心にグッってきていたと思う。
世界遺産や絶景、滅多に見ることのできない貴重な映像や動物、風景
僕らは日本にいながらテレビや本やいろんな媒体を通してそれに簡単に触れることができる。
僕らは日本にいながら世界を知っている気になることができる。
僕はそう感じていた。
小学生だった僕と2歳上の兄貴
兄貴は僕にこう言った。
『テレビでやってるニュースとかアメリカとか海外って本当にあるのかな?全部ウソだったらどうするぅ?』
今見ているもの感じているものだけがリアルなんだ
僕は沖縄で育った、テレビで報道される日本本島のニュースでさえ他人事ってかんじだったし、小学生の頃見える世界は本当にちいさなものだったから衝撃はでかかったなぁ
兄貴が言った言葉を思い出す
事前に聞いてたアドバイスに間違っていたところなどなかった
でも、次もし僕らみたいに車でオーストラリアを旅をする仲間がいるとしたら
僕らは全く違うアドバイスをするだろう
YukiにはYukiのフィルターがあって、僕にも僕のフィルターがある
感じたものを心と体で感じて気持ちのままに言葉に出す
その言葉がみんな一緒なわけない
旅人の数だけ、旅があるように
人の数だけ、感じ方がある
日本から何人旅人が出ていようと
多くの人が世界中を旅していようと
僕らには僕らの旅がある
人がこうだからってその道を選ぶのはよそうね
僕らがしたいからその道を選ぶ
自由に旅した先に僕らも知らない何かがあるんだろうなって
なんだか知らない期待感で胸がいっぱいになっていた。
『Yukiこれからも僕ら、らしい旅をしていこうねぇ』
今日はやけに頷く回数が多いと思ったら
わかってたけど。。。
僕が語ってた時、隣でYukiはスヤスヤ寝てたんだね
おやすみzzZZZZ