フィジー

フィジーの可愛いバス事情♡母校に行ったのにまさかの立ち入り禁止!?


降り続いた雨も朝には上がっていて、目覚めと同時に感じる空気が5年前と変わらなくてなんだか幸せな気持ちになった。空気とか音楽とか匂いとかって、一気にその時代に引き戻されるからおもしろいね☆

 

 


よし!今日はWi-Fiゲットしてゆうまさんたちに連絡して、ナンディー市内を散策して、それで時間があれば今度はラウトカに移動して懐かしの母校に立ち寄ろう!!

 

今日はそんな計画☆

 

昨日チェックインした時は、停電してるし扇風機もないしWi-Fiもないし他の宿に移動しようかと考えていた。

 

けど昨日のノリのブログにも出てきた”サニー”を始め、オーナーの女性”カラ”などフレンドリーなスタッフさんに完全に魅了されてしまいもう一泊をここで過ごすことに決めた。

 

電気がなくてもロウソク生活で暑くて寝苦しくても、それを全て良し!と思えるほどここの人たちに魅力を感じた。

 

朝ごはんはロッティ(インド料理の一種で、小麦と水を練って焼いたナンの薄いバージョンみたいな食べ物)とスクランブルエッグとパパイヤだった。

 

スクランブルエッグも卵を水で薄めた?みたいななんか味気ない感じがしたけど、スタッフさんの笑顔でオールオッケーって思えちゃうからおもしろい☆

 

お腹も満たし、さっそく宿を出る。

 

バスでナンディ市内まで行くんだけど、スタッフさんたちにバス何時にある〜?って聞いたら

 

『Go! Run! Now!』

 

だって。なんかかわいい〜笑

 

二回目のフィジー。私はバスに乗るのをものすごく楽しみにしていた!

 

なぜなら〜?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスきた〜〜〜!!!

 

 

窓なしバス〜〜〜!!!笑

 

 

フィジーのバスは窓がないタイプが多いです。
雨が降ったらクルクルにまとめてある雨よけカバーを自分で下げるのです。

 

 

しかもコレまた可愛いのが、次のバス停で止まりたいよ〜って知らせるのがボタンではなく…

 

ヒモを引っ張るタイプ!笑

 

 

この青いヒモを引っ張ったら、自転車のチャリンチャリンって音がなるやつが鳴る仕組みです。

 

運転手さんの横に小銭の箱が無造作に置かれていて、直接運転手さんに小銭を渡して乗り込むんだけど、先にお金を渡すのがルールのはずなのに払わずに乗車して降りる時に払う人がいたり、この人払った?っていう人がいたり。

 

 

未だにフィジーのバス事情はよくつかめません(笑)

 

バス停じゃないところでガンガン人ひろうし、顔パスなの?

 

バス自体は5年も時は経ってるしもしかしたらバスもハイテク(というか日本の普通レベル)のものに進化しちゃってるかもなぁなんて思ってたけど変わらないままだった。

 

さすがフィジー。

 

まだまだ使えるものは大事に使う。

 

それがフィジー。

 

 

 

懐かしいバスに揺られてやってきたナンディのタウン。

 

懐かしいホコリっぽい独特な匂い。

 

この匂いが一気に私を5年前のあの頃に連れ戻してくれる。

 

ホコリっぽくて汚い道路も、ゴミがたくさん落ちてるバスターミナルも全てが懐かしい。

 

 

 

一つ目のミッションはゆうまさんに連絡するためにWi-Fiをゲットすること。

 

街を歩きながらWi-Fi付きのカフェや、インターネットカフェを探す。
ネットカフェを見つけるもCLOSED。
Free Wi-Fi表記があるカフェを見つけるも、今日はノーパワーだからってWi-Fiもなし。

 

ナンディのタウンはそんなに広くないはずなのに、あちこち隅々まで1時間もしくはそれ以上歩き回ったけど結局それを見つけることはできなかった。

 

と言うか街全体停電が続いていて、一応お店は開いているけど中が真っ暗でまるでゴーストタウンならぬゴースト商店のような感じだった。

 

たまに電気のついてるお店もあったけど、それは自家発電機を持ってる一部のお店だけ。

 

もうずっと歩き続けて暑すぎてどうにかなっちゃいそう…。

 

電気が付いているお店を見つけて、冷蔵庫も稼働してるかを見て冷たい水を買って作戦会議を立てることにした。

 

 

フィジーウォーター♡
何回見てもこのフィジーウォーターはボトルが可愛い♡
(顔の疲労感は否めない)

 

1.25Lで3ドル(約180円)
高いけどフィジーウォーターのうまさは格別♡

 

のりは全然違いがわからないみたいな顔をしてたけど

 

もうナンディでWi-Fiを見つけるのは無理かもね。
タウンからまたバスに乗って少ししたところにマクドナルドがある。
そこに行けばWi-Fiがあるかも…
と、マクドナルドにやってきたけど、やっぱりWi-Fiはダメだった。

 

マックもダメかぁ…ん〜〜〜ギブアップ!!

 

こうなったらラウトカに行こう!

 

私たちが5年前に英語を学んでいたフリーバードという学校は、ナンディとラウトカという町に二校あって、私たちはラウトカ校に通っていた。

 

またまたバスを乗り継いでラウトカまでショートトリップ。

 

前に座ってきた2歳くらいの女の子がずっとこっち向きでジーっと私たちを見つめてきた。

 

 

最初はニコリともしなかったけど、のりと二人で変顔やいないいないバーをし続けたら、最後の方はケタケタ笑ってくれた♡かわいいなぁもー。

 

 

 

 

ラウトカに近づくにつれて気持ちも高揚していく。
のりは4か月、私は7か月暮らした町・ラウトカ。

 

バスから降りたった瞬間、私たちはとびっきりの笑顔で

 

ただいまぁーーー!!!

 

と叫んだ☆

 

ただいまぁラウトカ☆

 

やっぱり町の匂いは変わらないなぁ。

 

どうする?ネット探す?それとも先に学校行く?

 

……そりゃあ先に学校でしょ!!

 

で、やってきました!懐かしのフリーバード〜〜〜!!!

 

 

イエロープリズン〜〜!!!

 

 

 

最高の思い出をくれたこのイエロープリズンと呼ばれる私たちが滞在してた生徒専用のドミトリー。

 

わぁ〜…。懐かしすぎて胸がいっぱい。

 

学校に来るのだけは決めていたけど、学校で何をするかそいえば全く考えてなかった。

 

学校の敷地内に入って「何する?どこ行く?」と話し合ってたら
私たちが怪しかったのか?険しい顔をしたフィジアンの先生に声をかけられた。

 

 

『あなたたちここの生徒?』

—違います。ここの卒業生です。

 

『ここで何してるの?』

—ただ遊びにきました。(なんで怒ってるの?怖い…)

 

『あなたショートパンツだから学校内立ち入り禁止よ。ここから出なさい!』

—えっ!ショーパンだめなんですか?!知らなかったです〜!!

 

『あなたの先生は誰だったの?』

—マーザです。

 

『マーザはもうここにいない。とにかくここから出なさい。』

—え〜そんなぁ。じゃあサラはいますか?

 

『サラを知ってるのね。とにかくあっちで待ってなさい。呼んできてあげるから』

—ありがとうございます!(なんであんなに怒ってるの〜)

 

 

 

私たちがいた頃の先生たちはみんなここまでかってくらいフレンドリーでにこやかで優しかったり面白かったり、怒られたことなんて一度もなかったから、正直この険しい顔をしたフィジアンの先生には度肝を抜かれてしまった…

 

というかそんなことよりせっかくフィジーまで来て…
母校に入れないって(笑)

 

まぁ仕方ない!ルールはルールだ。

 

たしかに、街で見かける日本人の女の子たちはみんな長いズボンを履いていたり、Tシャツだったり、見た限り暑そうだな〜と思うような格好をしている子ばかりだった。

 

学校でもタウンに行くときでも露出しないように!と厳しく言われてるのかな。

 

「もうそれほぼ下着やん!」みたいな格好をした女の子がたくさんいるオーストラリアから来たばかりの私は、オーストラリアの感覚のままでいた。ショーパンくらい、って思ったけど少し軽率だったかな。

 

「郷に入れば郷に従え」ですね。

 

そうそう、“サラ”は私たちが留学してた時にいた明るくてパワフルでいつもケタケタ笑っていて太陽のような存在の先生の一人だった。

 

もしサラも厳しくなっていて、険しい顔をしてたらどうしよう…と不安になる。

 

でもそんな不安はサラがひょこっと顔を出した瞬間に消え去った。

 

『きゃ〜〜〜〜!!!Lucy〜〜〜〜!!!』

 

私たちの顔を見るなりキャーと叫んで、飛び跳ねてハグをしてくれた。

 

サラは何一つ変わらず、あの時のまま太陽のような笑顔を向けてくれた。

 

 

サラは私たちがいた頃の生徒たちのこと、今でも覚えてるよ♬とのことで
名前はよく思い出せないみたいだったけど、「あのマッチョの男の子」『あ〜哲平ねー!』「背の大きい細身の男の子」『あ〜翔ねー!』「哲平の次にスクールリーダーになった子」『あ〜純基ねー!』といって名前当てゲームを楽しんだり。

 

私たちがいたのは5年以上も前だというのに、毎週毎週学校では入学しては卒業しての繰り返しなのに私たち生徒のことをたくさん覚えてくれていたことがすごく嬉しかった。

 

サイクロンの話や学校の現状、私たちの近況などしばらく立ち話をして、訪ねてくれて本当にありがとうと言い残してサラは仕事に戻っていった。

 

S__1056918

 

サラは相変わらずケタケタ笑って太陽みたいだ!大好き!

 

あの頃の先生たちはもうみんないないのだそう。
定年退職したり、高校の教師になったり、モンゴルに新しくできたフリーバードの学校に赴任してたり、他の職種に就いたり、会社のボスになってる先生もいるらしい。

 

お世話になった先生たちみんなに会えなかったのは残念だったけど、みんなが元気に仕事をしているという情報を聞けただけでもよかった(*^^*)

 

懐かしい学校の中も見て回りたかったけどショーパンで立ち入り禁止だったので、泣く泣く諦めることにした。
もう一つ嬉しかったのは、のりと初めて出会った場所に二人でまた来れたこと。
フィジーのフリーバードのラウトカ校の学校の敷地内のここ!笑

 

DSC_0082

 

ピンポイントでここ!笑

 

「あの時のことがフラッシュバックのように蘇ってくる〜…」
なーんてロマンチックな状態にはならなかったけど(笑)

 

わーここだったねー!ここでのりたちが警備員の”マイク”とブルーシート敷いて座って喋ってたよね〜なんて当時の状況を思い出してほのぼのして。

 

二人で一緒に戻ってこれた。それだけで十分。ロマンチストなユキとノリです。笑

 

二人で思い出に浸りながら次は懐かしのラウトカタウンに向かうよ♬

 

 

 

かなり身内ネタを書き綴ってしまいました。
明日はラウトカタウン散策の回です。
懐かしのタウンを歩き、Wi-Fiにたどり着くことができるのでしょうか?
いい加減ゆうまさんに連絡しなきゃいけないよー!

 

 

読んでくれてありがとうございます♡

 

 

 

 

 

 

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