みなさんこんにちは(^^)
久しぶりの自炊で久しぶりにお腹いっぱい幸せいっぱいになったユキです。
ようやくボリビアを脱出しリアルタイムはアルゼンチン北部。
色々と苦しかったボリビア…。
ウユニ塩湖は最高の思い出になったし、終わりよければすべて良し!と言いたいところなのですが、ボリビアの終わりがとんでもないものになりまして現時点で苦手な国ナンバーワンになってしまいました。笑
今日はそんなボリビア序の口編を書かせていただこうと思います(^^)
ブログランキングアップにご協力くださーい☆
下の写真をクリックするだけ♬
\\\\ポチッ////
ありがとうございます♡
2016年8月1日
さて、昨日ノリもお伝えした通り
私たちのHDD(外付けのハードディスク)が高山病にかかってます。
このHDDというもの。
パソコンの中だけでは容量オーバーで保存しきれない莫大な写真たちを保存していた大切な大切なもの。
私たちがオーストラリアに滞在していた時からの思い出がつまっています。
それが標高の高いところに来たあたりから、全く機能しなくなっちゃって今まで撮りだめてきた写真たちが見れないという恐ろしい事態に・・・(;o;)
日本に帰れば修理に出して?修復もできるらしい?んですが、今の私たちには不可能。
どうか「高山病であってくれ」と願いながら、標高を落としてHDDが勝手に復活してくれることをバカみたいに祈っている私たちです。
ボリビアに移動してきてからサンタクルスという町に4泊もしたし、伝えたいこともまぁまぁあるのに写真がなくてそれが難しくなっちゃいました(;;)
とても残念。。。
HDDが復活したら、写真とともにサンタクルスの紹介もさせてもらえたらと思います。
そんなわけでボリビアの次なる町・スクレへと移動です!!
ボリビアではギリギリに買いに行った方がバスチケットをより安く入手できるとのことで、事前にどの会社から何時のバスが出ているかを調べて、ギリギリになってからバスターミナルへ向かうことにしました。
バスターミナルに着いた瞬間、呼び子さんたちが数人群がってきます。
みんな「スクレ、スクレ、スクレー」と叫んでいます。
なんで私たちの行きたい場所がわかるんだ?と思ったけど、サンタクルスからスクレに行く人が多いのかな?
元々目をつけていた会社があったので、呼び子さんたちは無視してバス会社へ一目散。
出発2時間前くらいだったこともあって、サンタクルスからスクレ行きのバス、元々120ボリのカマタイプのものが一人70ボリ(約1050円)でゲット。
元が120ボリってのは嘘だと思うけどね。
ちなみにカマというのがバスのランクのこと。
カマ(一等級)セミカマ(二等級)
南米ではカマ・セミカマという名前で等級わけされてるらしいのです。
カマはポルトガル語で「ベッド」
ベッド?ということは180度リクライニングができるくらい快適な座席シートってこと?
ボリビアのバスは旅人の間ではボロいだとか汚いだとか時間が予定よりもめっちゃ遅れるだとかカマと言われて乗ったら全然ショボいバスで騙されただとかでかなり不評らしい。
本当かなぁ?
みんな大げさに言ってるんじゃないのー?
フィジーのバスなんて窓がないんやぞ〜?
なんて思ってた。
バスを見るまでは。
お、おぉ。
これか。。。
たしかに死ぬほどボロいわけではない。
窓もちゃんとあるし、けどなんか、何かが残念。
だって私が知ってる高速バスってこれだもん。
あぁ愛しきブラジルの長距離バス・・・
あ!でもそういえばパラグアイで乗った長距離バスもめちゃくちゃボロくて真夏なのにクーラーも効かなくて窓全開で砂ぼこりになるやつあったっけ!
それにしてもこの外見でカマ(一等級)とか嘘でしょー絶対。
果たして中はどうなんだろう。
え…運転席、大丈夫?
私の長距離バスの印象が…
座席はどうなんだ(><)
おおおおお、全然大丈夫!
外はぼろっちいけど中は大丈夫やん♬
って思ってたら
窓閉まらんやんけ〜。
グゥーーーっと力を入れても閉まらない。
ノリが引っ張っても閉まらない。
これどうするん?
今は半袖でも大丈夫なくらいやしいいけど、スクレって標高2700mで道中めっちゃ寒くなるらしいやん?
不安でしかない(;;)
予定時刻にバスに乗り込んできたのなんて私たち二人くらい。
みんなのんびり屋さんなの?
結局バスは30分遅れで出発。
他の人のブログ読んだりしてると、2時間遅れとか書いてあったし私たちはまだマシだったみたいなんだけど。
やっと出発〜と思ったら、出発して5分後。
停車するバス。
運転手さんバスから降りて商店で買い物し始めた。
えー。自由。
それを見た乗客が数人後に続いてバスを降りだした。
えええー。みんな自由。
早く行こうよぉ〜…
私がせっかちなんですか?
みんな各々に飲み物を買ったりスナックを買ったり。
出発前に済ましとけばいいのに…
と思いながら、10分ほどで再出発!
よーし、いっけいけ〜!!!
と思っていると10分後くらいにまた止まるバス。
今度はなんや〜〜〜!!!
と思ったら、今度はバスの運転手とその会社のスタッフさんたち?が集まって何やら会議しだした。
なんでやぁ。
わからん。
出発早々ハテナがいっぱい。
それで席が窓際だった私。
運転手さんたちの行動を見たり見てなかったりしてたんだけど。
パッと見た時に…
バスの上にテーブルをのせ始めた!!!
もう訳わからん(;;)!!
なんなんボリビアのバス、ツッコミどころ多すぎる!!!
そんなこんなで、それ以降は結構順調に進んでいきました。
信号とかで止まるたびに、手作り感満載の軽食や飲み物をカゴに入れた売り子さんたちがバスに乗り込んできては、数分走ったところで降りていく。
この人たちどうやって元の場所まで戻るんだろう?
数時間走ったところで、一旦夜ご飯&トイレ休憩。
場所が…
高速道路のインターチェンジみたいなところじゃなくて
THE・ミニ食堂。
乗客が一斉にトイレへ。
すると小学生くらいの男の子3人組が「1ボリビアーノ、1ボリビアーノ」と通せん坊。
払ってる人と払ってない人がいたので、私も無視して素通り。
トイレは三つあったんだけど、もうボロすぎてやばい。
トイレの横には草むらがあって、現地の男性や女性までもがその草むらで用を足してました…
みんな一斉に行ったしずっと列で待ってたんだけど、私の並んでたところのトイレから用足し後の水の流れる音が聞こえてこない…
これは何かおかしい。と思いつつ、そのまま並んでついに私の番。
やっぱり。
そこは水が流れないみたいで、前のひと数人が用を足してそのままの状態。
無理無理無理無理。
もうやだ。ボリビア嫌いボリビア嫌いボリビア嫌い。
そう思いながらすかさずそこを出て、水の流れる音のしてた隣のトイレに並び直しました(;;)
(お食事中の方汚いネタですみません)
それで隣に並び直したものの、今度は便座がない。
はぁ〜。
仕方ないので空気椅子で用を足す。
ハァ〜。
普段は潔癖でもなんでもない私だけど、トイレ事情だけは本当に潔癖。
学生の頃、学校のトイレをあまり使いたくなくて家に帰るまで我慢してたりしたもんなぁ。
そんな私にボリビアのトイレ事情はきつすぎました。
旅してると慣れていくのかなぁ?
旅を終える頃には笑い話になってるのかなぁ?
それにしてもあの男の子三人組。
きっとこの商店の子なんだろうけど…
一生懸命バスの乗客からお金を取ろうとして、それが自分のお小遣いになるのかな?
それとも大人に言われて夜遅くまでああやって働いてるのかな?
そんな辛いトイレ休憩を終え、どこでも寝れます!松尾ユキです!な私は熟睡。
それでも寒くて目を覚ますと、どんなに頑張っても閉まらなかった窓が半分閉まってる!!!
なんで?!
後ろの人が押して閉めてくれたのかな?
さっきまでぴくりともしなかった窓がすんなりと閉まった。
神様ありがとう。
それにしても寒さ対策ほとんどなしの私たち。
窓は閉めれたけど、だんだんと本格的に寒くなってきた。
私はまだユニクロのウルトラライトダウンを持っていてそれをかぶって寝ていたので大丈夫だったんだけど、ノリが相当寒かったみたい。
「ノリもこれかぶりな」
ってあったかいのかけてあげても優しいノリは
「大丈夫、ユキがつかいな」
って私を優先してくれる。
この時無理やりでもあったかいの半分こしとけばノリの体調があんなに悪くならなかったのかなぁって数日後には後悔することになるとは知る由もなく、すやすやと眠った私なのでした(;;)
バスにはトイレはついておらず、数回停まるよーとのことだったので安心していた二人。
トイレの近いノリがそろそろトイレに行きたがっている!
「あ、バス停まった!
ノリ!バス停まったよ!
トイレ休憩!
行っておいで!」
で外を見るとあたり真っ暗。
え、トイレ休憩じゃないん?
運転手さん「バンニョー(トイレ)」って叫んでたよね?
ぞろぞろ降りていく現地人たち。
あ、そういうことか。
野ションですね。笑
男の人はいいよね〜こういう時。
なんて思っているとインディヘナのおばちゃんたちもバスを降りだした。
まじか!女の人も男の人に混じって野ションしちゃうんだ!
あのインディヘナの女性のふわっとしたフレアスカートはこういう時に役立つのか!
インディヘナとは、ボリビアやペルーなどアンデス山脈に住む先住民族のこと。
インディヘナの女性は今でもこの民族衣装で暮らしている人が多いみたい。
若い子たちは普通の洋服なんだけどね。
フレアスカートに両三つ編み、それに上にちょこんとハットをのせるおしゃれなスタイル。
ボリビアにはこんな格好をしたおばちゃんがたっくさんいました。
もうボリビア初長距離バス、刺激が大きすぎw
この後のトイレ休憩もまた青空トイレでした。
インディヘナのおばちゃんみたくふわふわのスカートをはいてるわけでもない私は男性陣に紛れて用を足すなんて無理。
もともとトイレは我慢出来るタイプでよかった。
助かったです。
もうさすがにこのまま目的地のスクレに到着するよな〜と思っていた朝方。
物売りのおばちゃん、ではなく、お兄さんがバスに乗り込んできた。
まだ朝早くて眠たい。
静かにしてほしい・・・
そしたら何やらセールスが始まった。
「△△を××個で〇〇%off!!」
とかそんな感じ。
長距離バスに乗って営業って!
東京で飛び込み営業の仕事をしていたノリ。
アポ無しで自宅・企業・学校・どんなところでも営業をかけてたノリもさすがにこれにはビックリ。
ボリビアって何でもありなんだなぁ。
バスが故障して到着時間が大幅に遅れるとの噂を聞いていたけど、そこだけは大丈夫だった。
大丈夫だったんだけど!
初めてなだけにハテナがたくさん、ビックリ仰天がたくさんのバス旅になったのでした。
ついにスクレに到着☆
世界遺産にもなっている古都スクレ。
果たしてどんな街なのでしょうか?
明日へつづく。
読んでいただきありがとうございます☆
ボリビアのバス面白い〜と思ったらポチッとクリックお願いします♬
\\\\ポチッ////
ありがとうございました♡
私たちが旅中利用している宿検索サイトです↓
旅にこのFacebookページです☆
最新情報をお届けします
Twitter で旅するにこいち @夫婦世界一周(完)をフォローしよう!
Follow @tabinico_world