はいさい♪
昨日の記事は手違いで「はいさい♪」だけで終わってしまった
このスペース・・・w
ブログとの時差を伝えるために「どこで何してる〜」というのを伝えてるつもりだったのですが・・・
すっぱかしてしまいましたw
最近ず〜っと運転をしているのですが
自分が安全運転すぎるのか(スピードが出てないw)
よく後ろから煽られたり。割り込みされて危ない思いをします
その度に海外ならではのリアクションやジェスチャーをとられるのですが
今日は仕返しに俺もやってやる!!っといき込んで
割り込んできた車に中指立ててやろうと思ったら
慣れてないのか親指を立ててしまい・・・
「割り込みグット」だよ〜みたいになってしまったノリです・・
慣れないことはやらないことにしますw
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2017.3.16
【インド】アムリトサル
********
今日こそは・・・
そんな気持ちで目覚めた。
今日の目的はただ一つ
シーク教の食堂で食事をいただくこと
旅ってなんて卑怯なんだ・・・w
今日の目的が「食事をすること」って・・・
日本にいた頃、そんなこと言ってたら「ニート」って言われちゃう・・
でも旅人なら許される雰囲気が漂ってるw
朝早くからシーク教徒かのように黄金寺院へ通う
今日も黄金寺院へ行くために長蛇の列が途切れることなく

僕らはもう騙されてない
あそこは食堂ではない
黄金寺院の中は一度は見たほうがいい!って思えるほど煌びやかで綺麗だったけど
今日の目的は違う
食堂探し・・・

身を清めるために沐浴する人も
なんかこういう光景を見ると
昔は「えぇ〜。。。。(唖然)」という気持ちが先に来たけど
今、手を合わせてお辞儀する所作や
膝をつき熱心に自分の信じるものへ語りかけてる様
こうやって沐浴している姿を見ると
美しく見える
きっかけはバリ島だった
彼らは家のあちらこちらにお供え物をする
花を飾り、お水を置き、米を置く
それも1日に数回
生活の中に神様を感じる時間が溶け込んでるような自然な習慣に「素敵だな〜」って思った
それから手を合わせて何かを祈っている人を美しい素敵な人だと感じるようになった
黄金寺院の中を歩き回ると
何かお皿みたいなものを渡したり受け取ったりしてるところを見つけた
「あぁぁぁぁあ〜もしかしてここかもしれん!!」
「行くぞぉぉぉお!ユキ」

「・・・・何?w」
ピーナッツきな粉菓子??
甘くて脂っこいお菓子みたいな物だ・・・
多分違うよねっというより絶対違う
圧倒的に少ない!!

無料の水飲み場で水を頂き喉を潤し(インドでは飲み水がもらえるなんて信じられないほどの奇跡)
かっこいいシーク教の方を横目に・・・

あっあったぁぁぁぁああ〜!!!
念願の食堂へ
探し回った〜w
最初に目に飛び込んできたのはこれ!
えっ??いったい何万枚あるの??
中学校の頃でも給食室行ったら
「うわぁ〜めっちゃ多い〜」って思っていたのに
そんな数ゆうに超えてるw
24時間営業でお客さんはひっきりなしにくる
1日に約10万人に食事を提供しているらしい・・・
しかもこれが全てシーク教のボランティアの人(約300人)で成り立っているのが驚き・・

現れたお皿の横には食堂へ続く道があり
そこにはお皿とスプーンを配膳してくれる配膳係までいた
僕らもお陰様でスムーズにゲット♪

食堂は二階と一階があり。交互にそのスペースを使うことで回転率をあげ
多くの人に食事を提供できるようにしてるみたい
今回は二階へ案内されました
トコトコ・・・トコトコ・・

あぁ〜!!!!見たことある!!
この風景!!

うおおおおおおおぉぉ〜!!
やばい〜!!
それぞれ一列に背中合わせになって何列にもこの列ができていた
その列を乱さないように
僕らも人種も国も性別も年齢も職業も異なる人の隣で地べたに座った
これがシーク教の教えの一つ
「全ての人が平等であってほしい」

ある程度の人が座り列に落ち着きができ始めた頃

隣の人に真似て自分の前にお皿を置く

座ってから数秒で。。。
もう配膳係の人がお食事を入れに来てくれた!!
早い!早すぎる!!

ん??なんだ
この機械・・・・

手元のハンドルでレバーを引くと下の蛇口から水がデターーー!
すごい配水係さんだ〜
しかもまだ幼いのに・・・
嫌な顔せずきちんと一人一人にお水を入れてる
いったいどんな教えを信じ。どういう考えを手に入れると
こんな幼い子でも胸張ってこの仕事ができるようになるのかな?

座って数分も経たないうちに
目の前のお皿がいっぱいになった
チャパティーとカレーとちょっと甘いお米のスープ

そして「なんか酸っぱいやつ(右上のw)」

お皿がいっぱいになったら食べ始める
最初は恐る恐る一口。一口と口に運んだけど・・
あっという間になくなっちゃったw
空間かな?雰囲気かな?
そこらのレストランで食べるカレーと同じぐらい美味しい
しかもびっくりなのが「おかわりができる」こと
隣のユキさんも「美味しい♪」「美味しい♪」って言いながら完食
そしたら隣に座っていたシーク教の人が
英語で話しかけてくれて・・・
「どこから来たの?」
「日本から来ました」
「たくさん食べて行きなさい」といい
配膳係を呼び止めてくれて
チャパティーとカレーのおかわり僕らによそってくれるようにお願いしてくれた・・・
優しさが信じられなかった
異国から来た僕らに
無料で適用される食事
しかも言葉が通じなくて思ったように食べれないだろうと気にかけてくれる彼らの優しさが
涙腺を緩くする・・・
本当にありがとうございます。
人は信じるものがあるとこんなにも優しくなれるの?
彼らの穏やかな表情と素敵な気遣いでユキと僕の二人の関係まで穏やかになるような気がした
ご飯を食べると自分のお皿は自分で洗い場に持っていく
若い方が次々と来るお皿を洗剤水の大きなバケツで次々て手際よく洗っていく

「ありがとうございました」と声をかけると
笑顔を見せてくれる
彼らの心はどうなっているのか?
ボランティアでこんなにも素敵な笑顔が出るものなのか?
その先を進むと
地べたに座りたくさんの人が
野菜を切っていた

驚くべき数だ
驚くべき光景だった
1日に約10万人の方のお腹を満たす
そのことで多くの人の心の中に
「平等」の2文字が心地よく
大切であることを思わせてくれる
そのために
シーク教の何人もの方が汗を流し、時間を使い、この空間を作っている
最初は「ただ飯だ〜!!!!」って気持ちで行ったけど
食事を通してここまで宗教について平等について優しさについて考えさせられるとは思わなかった・・・・
日本人は宗教に関して少なからず抵抗があるはず
それに良し悪しをつけることは僕にはできないけど
ここに訪れることで
いろんな気持ちをもらえる気がする
アムリトサル
シーク教

こんな素敵な宗教がこの世にあることを
このブログを読んでくれた皆が
心のどこかに置いててほしいなと
心から思った。

そして今日もアムリトサルでは
数万人の食事を提供し
優しさと愛情を配っている
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最後まで読んでいただきありがとうございました
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