はいさい♪のりです!
最近釣竿をゲットしました。
どこに行っても海のある街が続くクロアチアで
食料も海からいただいちゃおうという作戦w
うまくいくのかな??
のんびりする時間をユキとゆっくり釣りするだなんて
なんて贅沢なの??
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2017.5.28
【ウクライナ】リヴィウ
********
目次
朝からトラブル続発
この日。朝の6時ごろ
僕らは駅に向かって重たい荷物を背負いながら
全力疾走していた・・・・
「はぁはぁ…はぁ…はっはぁ…」
「のりぃ!!無理ぃ!!」
「ユキ後1分しかないよ!!」
「もうだめだぁ・・・」
朝からユキは1日の体力を全て使い果たそうとしていた。
今日はリヴィウからハンガリーのプダペストへ移動する日。
電車の出発時刻は6時46分
鉄道駅に行くために宿からは路面電車に乗る必要があったのだけれど、予定時刻になってもその路面電車が来なかった…
ちょっと遅れてるだけなのかな?
少し待てば来るよね?
違う行き方を見つけた方がいいかな?
そう悩んでいるうちに時間は刻々と過ぎていく…
そわそわしているうちに一台の路面電車がやってきた。
(ガタンゴトン〜ガタンゴトン)
タイミング的にはこの路面電車に乗らないとブダペスト行きの電車に乗り遅れてしまう。
(焦っているユキとのり)
運転手さんに
「このトラムは鉄道駅まで行きますか?」
と聞くとあっさり
「行かないわよ」
と言われた。
どうすればいいのぉーーー!!
っと困っていると
一人の女性が声をかけてくれた。
「どうしたの??」
事情を説明するとスマホで地図を出してくれて
「この電車で駅の近くのこの駅まで行って」
「その駅から歩いて向かった方が他のトラムを待つよりも早いと思うわよ」
っと丁寧に教えてくれた。
これしかない!!
重たい荷物を背負って走る覚悟を決めた!!
・・・そして時が来た・・・
なぜか教えてくれた彼女まで一緒に降りて全力疾走してくれてる!
お姉さんも朝から元気!
すごい〜!!っていう余裕もなく走る走る!
ユキは重たい荷物に潰されてるんじゃないかなぐらい
膝に力が入ってないw
女性は僕らを置いてもう先の交差点まで行っている
(彼女速すぎる!!!!ってかなぜ一緒に走ってくれてるの??)
いろんな疑問はあったけど
そんな質問してる時間の余裕はない!!
駅が見えてきた!
出発時刻の6時46分まで後5分を切った!!
ユキは諦めない!!
彼女はとっくに向こう側の信号を渡ってる(いつまで一緒に走ってくれるの?)
ユキは限界だ…
正直15キロのバックを背中に背負い7キロのサブバックをお腹に抱えてる
合計22キロだ…
双子を妊娠中のお母さんが背中にまた子供を二人背負いながら走ってるようなもんだw
どんだけ過酷な試練なんだ!!w
残り1分になっても足を緩めないユキに涙が出る
・・・・・・・・・・・・
ユキ!!
よく頑張った!!
お疲れ様!!!
駅の近くまで一緒に走ってくれた彼女は
途中で手を振って颯爽と違う道に走り去っていた。
駅が見えるところまで道案内をしてくれていたのだ…
彼女の親切には頭がさがる。
お姉さん、ありがとうございました!!
無情にも走り去っていった電車のホームで立ち尽くす僕ら…
旅ってたぶんそういうもの。
この日に限ってってことがよく起こる
この日に限ってトラムがいつも通りにこない
朝の7時になる前に二人体力の限界…笑
でも今日移動せねば!ホテルも今後の予定もぜ〜んぶ狂ってしまう。
チケット売り場に向かおう!
チケット売り場で最後のウクライナパンチ
「ハロー♪」
チケットカウンターに新しいチケットを買いに行った。
「今日発のプダペスト行きのチケットはありますか??」
生憎、窓口のおばちゃんは全く英語が通じなくて、何一つ伝わらない…
でもそんなこと旅してたらよくあること。
諦めず乗り過ごしたチケットを見せて
これと一緒の行き先のチケットを買いたいっというアピールをするも、違った解釈をされて
「もうそのチケットは使えないわよ!」
みたいなことを言われ、手をポイッポイッしてあっちに行けとされる…
うまくいかないなぁ…
でも頑張らなきゃ!
めげたらだめだ!
後ろに並んでいたウクライナの人が1ミリほど英語のわかる人だったのでちょっと通訳してもらって、プダペスト行きのチケットが欲しいことを伝えてもらった。
(ありがとうございます。)
10時10分に同じチケットがあることがわかった。
「いくらですか?(How much?)」
と聞くも窓口のおばちゃんが手を出して
「カード?キャッシュ??」っと言ってきた。
その前に値段を知りたい!!
「いくらですか?(How much?)」
そしたら窓口のおばさんが
「カード?キャッシュ?」
鬼の形相で(早くしなさいっ!!)っと怒ってるみたいな態度になってきた…
でもそのチケットがいくらかわからない状態でカードは出せない。
窓口のおばちゃんは一方的に怒ってる感じだ。
どうしたらいいのかわからない僕らの後ろにいたウクライナ人が肩を叩いてくれた。
「僕らはチケットの値段が知りたいんです」
というと、ウクライナ語で窓口のおばちゃんに聞いてくれて
二人で168フリヴニャ(約705円)ということがわかった♪
「度々すいません、ありがとうございます」
と後ろの方に頭を下げて
「そのチケット下さい」
とカードを出すと
事もあろうか…
そのカード突き返されたw
「あんたたち何よ!ハウマッチ!ハウマッチってバカじゃないの?」
「さっきカードがキャッシュか聞いた時に出さなかったじゃない!」
「もう知らないわ!!」
的なことを言って席を立ってどっかに行ってしまったw
「えっ…………?(どうしよう)」
これには後ろで並んでるウクライナ人たちも、困ったなぁ〜って顔で苦笑いを浮かべてた。
え、なに?
ハウマッチって聞かれたのが嫌だったの?
カードか現金かって聞いた時に答えなかったから嫌だったの?
なんか悲しいとか、むかつくとか、そんなマイナスな感情を通り越して笑えてきた。
よっぽど嫌なことが起きた日だったのかな。
数分後に戻ってきた窓口のおばちゃんは僕らのカードを手に取り
ピッと機械に通してチケットを二つくれた。
こういう時はこっちまでふてくされた態度になってはダメ
二人でしっかり「スパシーヴィ(ありがとう)」っと顔を見て挨拶をして
後ろで待ってくれたウクライナ人の方達にも礼を言った。
ウクライナ。
最後の最後にダブルパンチをもらったような気持ちになってしまったw
でも無事にチケットゲット♪
リヴィウからブダペストへ
窓口での一戦を終え、ひと段落。
駅でゆっくり腰をかけたいと思って入った待合室がまさかの有料
一時間二人で10フリヴニャ(約42円)
窓口の一戦と朝から全力疾走で頭が混乱してて払ってしまったけど、僕らが行った逆サイドに無料のスペースがあるのを後で知ったw
リヴィウからチョップ
10時10分に出発する電車も寝台列車で二人とも爆睡!
約5時間ほど、15時15分頃にはウクライナ国境の町チョップに到着
次はここから、ハンガリーの国境の町ザホニーまでのチケットを買う
二人で164フリヴニャ(約656円)
この扉の向こうで持ち物チェックをされ出国スタンプをもらう。
この時自分のバックパックに入ってた3キロぐらいのお米を見られてw
イミグレの人にめっちゃ笑われたw
これはなんなんだ??日本産か?とか冗談で聞かれたりw
(これからの旅で必要なんです!!w)
30分ほどでハンガリーの国境の町ザホニーに到着。
電車の中でパスポートチェックを受けて入国(すごい簡単!)
サボニーからブダペスト
もうここはハンガリー♪
窓口へ行くと笑顔が素敵な女性が紙に値段を書いてくれて
何番ホームから乗るのよ、と丁寧に教えてくれた。
朝の一戦があったからなんか心にしみる・・・
本当にありがとうございます♪
プダペストまで二人で38ユーロ(約4,940円)
ここはハンガリーのお金のフォリントでもユーロでも支払えます♪
無事ゲット。
やっと今日の終わりが見えてきた!
朝電車を乗り過ごしてしまって一時はどうなることかと思ったけど、予定より3時間遅れぐらいでプダペストに着けそう♪
リヴィウからブダペスト行き方まとめ
リヴィウ🇺🇦→チョップ🇺🇦 84フリヴニャ(約350円)
所要時間:約5時間
チョップ駅で下車して、構内でサボニー行きチケットを購入。
チョップ🇺🇦→サボニー🇭🇺 82フリヴニャ(約330円)
所要時間:約30分
サボニー駅で停車中に車内で入国審査があります。入国審査が終わったら下車して、ブダペスト行きのチケットを購入。
サボニー🇭🇺→ブダペスト🇭🇺 19ユーロ(約2,470円)
所要時間:約3時間
*2017年4月情報*たびにこの場合*
ポーランド人との出会い
二人で38ユーロしただけはある。
指定席じゃないけど、一つ一つ扉があって個室みたいな空間になる。
自由席だけど個室みたいな感じ。
シートもふかふかで快適♪
空調の機械もあって室内温度を調節できるし窓も開けれる。
なんかVIPな気分♪
二人で今日の出来事を振り返ったり
日記書いたり♪
これからの日程の話を話したりしてると
「コンコンッ」っと一人の男性が僕らの席にやってきた。
「ハロー♪」
顔がほんのり赤くなってるから酔ってるのかな?w
彼はポーランド人で僕らと話がしたくて入ってきてくれたみたい。
ポーランドのポストカードを僕らにプレゼントしてくれて。
お互いの旅の話で盛り上がった。
インドに行ったことがあるか?
アジアはどうだ?
旅する前の僕らなら絶対ついていけない話に花が咲く。
いろんな国の話題が飛び交う。
都市や地域の名前だけでどこの話か大体分かる。
僕らも行ってきたんだ!ついこの前だよ!
そう言う度に彼の表情が明るくなるし話に拍車がかかる。
彼が行ったことがある国をほとんど制覇していた僕らは話題が尽きない
欧米人が感じるタイやインドのカルチャーショックは日本人の比ではないらしい。
全く違う文化に全く違う時間の流れ。
彼もまたタイやインドの虜になってる。
旅して「欧米人」と「日本人」の違う部分に出会う。
欧米人は楽しみ方を本能でわかってる「楽しみ方の天才」だ。
一方、日本人は「よし!楽しもう!」っと思わないと楽しめない人種なんじゃないかって僕は思う。
「どうやって楽しめばいいの?」って疑問が出る人種が日本人。
「楽しもう!」って一言、言えば「よっしゃー」って本能のままに楽しめるのが欧米人。
だから旅をして出会う欧米人は本当に楽しそうだった。
そして彼もそんな旅をして、インドやタイで人生観が変わっていったんだな〜って思う。
目をギラギラさせて語る彼の顔を見ながら、もっと楽しまなくちゃ!!って思った。
(あれ?やっぱり日本人だなw)
明日からハンガリー編始まります。
ハンガリーで僕たちの新たな旅の形が見えてきました。
明日からまた宜しくお願いします!
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