オーストラリア

【悲報】世界一周出発の便に乗れませんでした。「そんなぁ〜」


〜世界一周出発当日〜

 

リアルタイムなう、私たちは心地よい潮風を感じながらオーシャンビューの部屋のベランダでブログを書いています。1カ国目フィジーで?

 

ノンノンノン。

 

 

 

 

 

 

 

 

話はさかのぼること10時間前。

 

きのうゴールドコーストまでけーいとりーほに送ってきてもらって、予約したAirbnbの宿でくつろいでいました。

 

のーりと何回か『明日のフライト何時だっけー?』という話になり

 

「んー?何時だっけー?後で確認しようねー」なんて適当に返事していました。

 

フィジー到着が16時すぎだから、きっとお昼の12時くらいの便だったはず!

 

2時間前に空港に着けるように、10時すぎに宿を出ようね♬なんて言ってました。

 

その日はのーりが猛毒?を持ってると言われるカツオノエボシというクラゲに刺されたのもあって、まだ陽が沈まぬうちに就寝。(真っ赤に腫れててかわいそうだった)

 

朝目が覚めて、明らかに二人ともワクワクしてる!♬

 

 

 

ついに今日から始まるんだね〜〜〜!!!

 

 

 

朝ごはんを食べてのんびりシャワーも浴びてお部屋に戻ると、まだ時間に余裕があったのでのーりはパソコンを開いてブログを書いていました。

 

私もフィジーのゆうさんとゆうまさんにお世話になりますメールしなきゃと思いパソコンを開きました。

 

 

「あ、そういえばフライト時間確認しなきゃ。」

 

 

のんきな私はこの時になってようやくバウチャーを確認。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『はっ!のーり大変!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飛行機…12時半じゃなくて10時半だ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⌒⌒   ⌒ “⊂( っ☉ω☉)っ”ドテッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

この時すでにAM8:00すぎ。

 

やばいやばいやばい!!!
早く空港行かなきゃ!!!
1カ国目から飛行機乗り遅れたとかシャレにならない!!!

 

家を出るまでまだ2時間もあると思ってのんびりしていた私たちは、パッキングも何も済ませていなかった。

 

もう私のボケっぷりにのーりは慣れている様子で、意外にも冷静だった。

 

「ユキ、俺が荷物まとめとくから着替えて!すぐ出れるようにしといて!」

 

相変わらずの連携プレーでものの10分で準備は完了。

 

本当はバスで空港まで行くはずだったけど、待ってたらいつになるかわからない。

 

タクシーつかまえる?

 

いや、タクシーもいつ通るかわからん。

 

一番確実なのは歩きだ!歩いていこう!

 

宿から空港までは3kmほどの道のり。

 

近いようで遠い。

 

途中小さな商店にいたお客さんのおじさんに念のため道を聞くことにした。

 

あと1kmくらいしたら看板が見えてくるから、そしたら右折したらすぐだよ。とのこと。

 

まだ1kmあるのか…。

 

荷物が重いなぁ…。

 

とは言っても私が担いでいるのは8kgくらいのサブバッグ一つ。
のーりは13kgの大きなバックパックを担ぎ、ウェディングドレスとタキシードが入ったバッグを肩にかけ、私の大きなバックパックとその他はコロコロにくくりつけて、それを引いて歩いている。

 

 

うぅ〜〜ごめんねぇ〜〜(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
せめてウェディング衣装のカバン私が持つよ!と言っても頑なに大丈夫だよ。とのりさん。
私がもっと鍛えないとのりへの負担が半端ない(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

 

まだ9時前だったけど、オーストラリアの日差しは強い。
普段汗をあまりかかない私でさえも背中が汗ビッチョリだったし
のーりは額から汗が滴り落ちてた。

 

 

汗をかきながら私はやっちまったなぁと思っていた。
ゆうさんとゆうまさんに出発前にお世話になりますの連絡ができなかった…。
空港に着いてからWi-Fiつながるかな?
というか、そんな時間あるかな?

 

 

どのくらい歩いたかな?
30分くらいで空港には到着。

 

 

「チェックイン締め切られてたらどうしよう…」

 

 

不安を顔に出さないようにして、平然を装いカウンターのお姉さんにハローと笑顔を向けてみる。

 

汗だくの二人を見て一瞬なにこの子たち?!みたいな表情になるお姉さん。

 

バウチャーを手渡すと

 

「あなたたちどこに行きたいの?」

 

と、お姉さんは聞いてきた。

 

あ、そっか。バウチャーが日本語だからわからないんだ。
そう思って笑顔で「フィジーです」と答えた。

 

するとお姉さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フィジー?なにそれ、そんな便ないわよ?」

 

 

「え?まさか…」

 

 

確かに、フライト時間とかが書かれてる電光表示板にはフィジーの便は書かれていなかった。
やっぱり間に合わなかったか?もうチェックイン締め切られちゃったのかな?

 

そしたら隣のカウンターのお姉さんも加わり…

 

 

 

「あなたたちフライトを逃したわよ。」
「フィジー行きの便は大きなサイクロンの影響で全て欠航になったの。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えええええええええええええええ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにそれ、聞いてない!
メールもなにも届いてない!
欠航ってなに!どうすればいいの?!

 

 

初めての経験で戸惑う私。
その様子を冷静にカメラに捉えるのり。
けど心の中で二人とも間に合わなかったからじゃないとわかって少し安心していた。

 

するとそこにさらに別のスタッフも加わって、どうすればいいかのアドバイスをくれた。

 

とりあえずここでこれ以上は何もできないから、ここに電話をかけて振替便の調整をしてねといって電話番号をくれた。

 

けど私たち電話も持ってないんですけど………

 

 

 

 

 

 

どうする?

 

どうなる?

 

私たちの旅!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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