オーストラリア

【○○壊しちゃった!】引っ越し早々ハプニング!


Noriの仕事終わり

“今日ゆりさんのおうちのハエ退治しに行くよ〜”

と、ラインが入った。

 

前会った時にもハエに悩まされてるて言ってたなぁ…
“ハエ大国”と呼んでいいんじゃないかってくらい
オーストラリア、ハエが多くないですか?!

 

日本・ブラジル・フィジー・オーストラリアしか知らないけど、
4カ国の中では断トツにハエが多いよ〜!
それだけ自然が豊かで動物も多いってことなんだろう。
けど自然を愛せてもハエは嫌だーーーー!

 

幸い私たちの家にはいないよ。
窓を開けっ放しにしていたらそりゃ入ってくるけど
きっと網戸がしっかりとしていて
ハエが入ってくるのを阻止してくれているのかな?
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ゆりさんもルームシェアしているんだけど
ここが少しかわっている。
大きな一軒家のプールへと繋がる中庭に
独立した状態でお部屋が建てられている。
そして数日前からなぜかハエが大量発生しているとのこと…

 

実際部屋に入ってみてビックリ!
30匹を越えるであろうハエが部屋の中で
ブンブンブンブン飛び交っている。
そりゃあ頭もおかしくなるわぁ…

 

別にNoriが特別ハエに詳しいわけでも
対処の仕方を知っているわけでもない。笑
でもゆりさんの一大事だ!と
二人でかけつけた。
とりあえずどこからハエが湧いてきてるのか
探してみることにした。

 

いくつかある窓は締め切られていて
大量のハエが入り込んでくるとは考えづらかった。
そうするとやっぱり玄関の扉か?

 

住人のゆりさんが
『どこから持ってきたの?』
とビックリするくらい自然に
どこからとなく脚立を持ってくるNori。
それにのぼりドアの上を見てみると
ちょっとした隙間ができていた。
『ここだ!』

 

そこを両面テープや新聞紙などを使って
隙間を埋めていく作戦。
汗をかきながら頑張るNoriを横目に
私はゆりさんがだしてくれたアイスや
スナック菓子を食べて呑気に過ごしていた。

 

見事に完了!

 

あとは部屋中のハエを退治するだけ。

 

部屋が狭いのでYukiは外で待機。
中から奮闘する二人の声が聞こえてくる。
きっとタオルやハエたたきを使って
ビシバシやっているのだろう。

 

『うりゃー!こいつ!調子のんなよ!仕留めた!』

 

ゼーハーゼーハーしながら部屋から出てくる二人
退治完了のサインだ!☆

 

ゆりさんおめでとーーー!!!

 

これで快適に眠れるね♬

 

せっかくプール付きの素敵なおうちなんだから
もう少し暑くなったらみんなでバーベキューして
プールで泳いで遊びたいね☆

 

なんて話していた。
・・・が、翌日大量のハエがなぜかカムバック。

 

さすがにもうお手上げだ。
私たちに続き、
ゆりさんも引っ越しを決意したのでした。とほほ
タイトルにあるハプニングに話にうつりましょう。

 

その日、ゆりさんのハエ退治を終え
いいことをしたな〜と上機嫌で私たちは帰ってきた。
(私は何もしてないんだけど・・・)

 

なぜか異様にテンションの高かったNoriさん
どこでスイッチが入ったのかわかんないけど
部屋に入るなりいきなりベッドにダイブ!

 

そこからベッドの縁に座って
うほうほと体を上下にぴょんぴょん揺らしていた
(なんでそんなハイテンションやねん)
内心そう思っていたその瞬間。

 

“バキッ!!!”

 

聞いた事もないような大きな“バキッ”だった。
一瞬何が起きたかわからず
私の顔を見つめるNoriさん
サーと血の気が引いて行くのがわかる私。

 

まさかの・・・

 

ベッドが壊れたぁ!!!(இдஇ; )

 

ええええええええええええ

 

ないわぁ〜・・・・・

 

なんでぇ〜〜〜・・・・・

 

『もぉ・・・・』

 

ため息しかでない。

 

『どうするが?』

 

冷たすぎる私の声。
故意じゃないときは怒らないように怒らないように…
ドリームワールドの悲劇でもっと寛大になろうと誓ったはずだったのに…
無理でした。笑

 

『Yukiどおしよ〜〜〜』

 

半べそのNoriにイライラしながらも
その縁がまっぷたつに折れたベッドを眺めていた。

↑元のベッド。壊れた所、写真撮る余裕なし。

 

どうしよう。
これは言うしかないよね。
ボンド買ってきてくっつけてみる?
いや、越して来た時は正常やったやん
ボンドでくっつけてもこの家出てくときどうせバレるよ
てかこのすごい音、隣のリビングにいるメルシーたち
絶対聞こえてたでしょ。
そうだね、言うしかない…
Nori、ゆってきな!(←残酷。

 

『Mercy, could you come to our room…?』

 

どうしたのどうしたのと言って
にこやかにNoriの後をついてきたメルシー
お部屋に入った瞬間、その笑顔は消えた。

 

『・・・・おーまいが〜。』

 

本当にごめんなさい。
必死に謝る私たち。

 

旦那さんのスティーヴも呼び、
二人でどうするか話し合っていた。

 

結局、今は誰も使っていない部屋にある
余りのベッドを私たちの部屋に入れ
壊れたベッドはあとから修理するとのこと。

 

二人とも心なしか声のトーンが低い。
ううう、きっと怒ってるよね・・・。

 

なんのためにこんな大きいの?
ってくらいオーストラリアのベッドは大きい
(体も欧米人の方が大きいんだから仕方ないか)
たぶん普通のダブルベッドサイズなんだろうけど
日本人的感覚からすると、クイーンサイズはある
この大きなベッドを解体するところから始まった

 

力仕事なのでスティーヴとNoriにお任せ。
メルシーは現場監督。
スティーヴにあーだこーだ指示をだしている。
私はただ見守ることしかできなかった。
(ハエ退治の時といい私てばとことん役立たず…)

 

なんとかベッドをすべて解体できた。
普段することのないベッド下の掃除。
予想通り、ゴミほこりだらけ。
メルシーが掃除機を持ってきて
かけようとしていたので、すかさず交代。
(やっと私にも仕事が…!)

 

その間にNoriはスティーヴと一緒に
もう片方のベッドを解体していた。

 

さて、今度は組み立てだ。
これまた男二人が頑張ってくれた。

 

見ているだけで申し訳なかったけど
なんとかかんとか…ベッド完成。

 

『本当に申し訳ありませんでした…』

 

最大限のごめんなさいを絞り出して謝ると
さっきまで表情が険しかったメルシーが

 

『いいのよいいのよ。
ベッドが安物だったから壊れたの。
気にしなくていいわよ。』

 

と。笑顔で言ってくれた。

 

なんて優しいんすか〜〜〜(꒦ິ⌑꒦ີ)

 

ベッドの修理にお金がかかれば
出すつもりではいるけど、
このハプニングが起きてから3週間弱。
今のところベッドを修理する気配はない。笑

 

しかし、オージーの懐の広さに助けられたよ。
こっちは気まずくて仕方なかったけど
あっちはもうケロッとしててさ。

 

それ以来、ベッドに寝るのが怖くなったのは言うまでもない。

 

ちゃんちゃん♬

 

 

 

 

 

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