モロッコ

迷宮都市!フェズ観光はメディナが楽しい


アッサラーム!旅するにこいちのユキです!

リアルタイムは沖縄。

きのう、ドイツのオクトーバーフェストを一緒に楽しんだ仲間

なおきち(@naokichi_travel )と再会することができました〜!

旅先で出会った仲間と沖縄で再会すること4人目。

月1〜2で誰かが遊びにきてくれています。

私たちに会いに、というわけではなく別の目的があったついでなんだけど

せっかくきたし‥とみんな連絡をくれるのでとっても嬉しい!!

これからカフェができたりしたらもっともっと来客は増えるのかなぁ。

いい人生だなぁ、なんて幸せをかみしめています。

 

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朝からトラブル発生

フェズのメディナ(旧市街)の安宿で朝を迎えた我々。

それは、出かける身支度を済ませお支払いをしてさぁチェックアウトという時のこと。

 

今日は夜のバスに乗るから荷物はそれまで預かっててくれるとオーナーさんは言っていた。

よっこいしょ、ってオーナーさんの横に荷物を置くと

 

「はい、荷物一人につき20DHね。」

 

ん?

 

「いやだから荷物。ユー20DH、ユー20DH、ユー20DH!」

 

なんでやねんww

荷物置いといてもいいからうち泊まれ〜って言ったのそっち!

そんで有料なんて一言も言ってない!(今思うと無料とも言ってなかったけど、誰がどう見てもサービス的な言い方だった‥!)

 

きのう荷物置いてていいよーって言ったのあなただよ!

 

そうだよ、でも一人20DHだ。

 

それって最初にインフォームするべきじゃないの?

 

うん、でも20DHね。

 

荷物預けるのにお金取る宿とか聞いたことないよ

 

わかったから、20ディールーハームー。

 

・・・・・・・・

 

頑なに一人20DH払えというオーナー。

めっちゃむかつく!!笑

たかが240円されど240円。

払えない額ではないけど、オーナーの不誠実な態度にとっても腹が立ったので

「わかったよ、荷物は預からなくていいですさようなら」

と宿を出ようとした。

 

すると

「おおおお待て待て、わかったわかった、荷物はやっぱりタダでいい

 

ってなんなのよ!

何がしたいのよ!もういいよ!笑

 

チェックインした時、つたない日本語で挨拶してくれたりフレンドリーで雰囲気良かったのに‥

最後の最後にこれだもんなぁ‥。

最初がいい印象だっただけに、何かカンに触るようなことでもしたかなと悶々としてしまう。

でも考えたところでチェックインの時以外顔を合わせてすらいないので何も思い浮かばない。笑

後味悪くてしょんぼり。

 

しかも私たちがワーワー言い合ってる間、涼太は一歩下がったところで見守ってくれていたんだけど

日本から来た涼太からしたら240円のことでそんなに熱くなるうちらのことが理解できないかもしれない、ケチな旅人だと思われてるだろうな〜‥と思うと余計に悶々‥w

でもこれは長期旅行者、世界一周旅行者ならほとんどの人が食いさがるシーンだと思う。

ひ弱な日本人旅行者が来たと思って舐めてかかってきてたからなおさらね!

涼太〜うちらが特別なわけじゃないんだからね〜!!笑

 

荷物はバス会社で預かってもらえる?

ということで、宿に荷物を預けて観光する作戦はボツになったので、一度きのうもチケットを買いに行ったバス会社まで行って、荷物を預かってもらう作戦に切り替えることにしました。

 

大きなバックパックを持って30分以上歩くのはさすがにきついので、一度メディナから出てタクシーに乗って向かうことにしました。

モロッコのタクシーは相乗りが主流で、乗客一人だけを乗せたタクシーがビュンビュン通り過ぎて行った。

後ろにうちら3人乗せて〜って必死に手を挙げるも、全然止まってくれない。

そしたら、そばにいたモロッコ人のおじさんが

「タクシーは4人乗りで、もし5人乗せちゃうと罰金なんだ。」

と教えてくれた。

どうりで1台も止まらないわけだよね〜。

 

2台ほど荷物が大きいという理由で乗車拒否されたりしたけど、乗せてくれたタクシーも荷物があるからと相場よりもお高い30DH(360円)ではあるけど、連れて行ってくれることに。

フェズ、タクシー捕まえるのも一苦労‥。

 

きのうも来たSUPRATOURSさん、荷物を預かってもらうことってできますか?と聞くと、もちろん!と気持ちのいい返事が返ってきました\( ˆoˆ )/

しかも無料とのこと♪

最初からこうしておけばよかった‥

そしたら宿のオーナーさんと喧嘩することもなくいい宿だったねーで終えれたのに‥

まぁ、これも旅あるあるなのかな?

 

荷物を置いたら身軽になったので、ようやくフェズ観光ができる!

きのうの夕方に着いたのに色々用事済ませてたらちっともメディナの中歩き回れてなかったもんね。

迷宮都市、迷子になってみようじゃないか\( ˆoˆ )/

 

フェズ観光の楽しみ方

フェズはメディナと呼ばれる旧市街と、新市街に分かれています。

観光におすすめなのは圧倒的に旧市街。

一歩足を踏み入れるとそこはまさに迷路!

連絡手段もないので一度はぐれると大変。

もしもはぐれたらここに戻ってこようね、と目印にしたのがここ。

ブー・ジュルード門

メディナ(旧市街)の有名な入り口、ブー・ジュルード門

ブルーに彫刻された幾何学模様が美しい。

やっぱりイスラム建築好きだなぁ。

 

この門のところでずっと

「ピロピロピロ、ピーーーピロピロ」

って鳥が鳴いてるの。

あたりをキョロキョロ見回してみると、鳥さんの正体はおじさんの鳥笛のおもちゃでした(´▽`)

ひとつ10DH(120円)本当にリアルな鳥の鳴き声がなるおもちゃでした。

3回くらいこの門の前を通ったけど、3回ともおじさんは笛を鳴らし続けてました。

売れるのかなぁ?とヒヤヒヤしながら見てると

小さい子供を連れたお母さんが買ってあげてたー!!

やった!!

 

メディナの中、一歩足を踏み入れるだけで漂う異世界感。

インドに似てるような、エジプトに似てるような、トルコに似てるような。

本当に迷路みたいで

「さっき行った通りにもう一度行きたい!」

がなかなか気軽にできない町、フェズでございますヽ( ´ ▽ ` )ノ

 

 

少しでも道に迷ってそうなそぶりを見せるとすかさず誰かが声をかけてきます。

 

「どこに行きたいの?」

「道案内するよ」

 

フェズには偽ガイドというのかな?

親切に見せかけてお金をたかってこようとする輩が多い、と事前調べで見ていたので見極めに神経を使いました。

 

タンネリ見学

 

タンネリ見たい?タンネリ!

 

声をかけてきたお兄さん。

悪い人じゃなさそうだし、ついて行ってみることに( ¨̮ )

自分たちだけじゃきっと通らなかったであろう細い路地を通り、向かった先にあったのはひとつの建物。

んー建物かー。

建物の中に入るのは少し気がひけるなー、と思ったけど

涼太は空手が強いらしいからいっか←という謎の思考で中へ。笑

 

階段を登り2階へ。
さらに登り3階。
そして最上階の屋上まで。

 

これがタンネリだよ、すごいでしょ?

 

おお!!これがタンネリ!!

タンネリとは皮なめし染色のこと。

モロッコではカバン、ベルト、小物、靴、椅子‥

いろんな雑貨に使われている革製品。

皮をこの円錐の桶で染めているんだね〜

 

離れたところから見ててもけっこう臭いが強烈で

それをわかっているのか、案内してくれたお兄さんがミントの束を持ってきてくれた。

のりは薬草系が苦手なので逆にウゲッてなってたけど。笑

お兄さんありがとう!

 

いいもの見られたーありがとう〜!

と去ろうとすると、ハイ待ってましたー!と言わんばかりに工房に連行されます。

ハイわかってましたー!笑

このタンネリのプフっていう椅子とかめちゃくちゃ可愛いよね〜(・ω・` )

壁にかかってる丸いタライみたいな形のものです。

中に詰め物をして椅子にするんだよ\( ˆoˆ )/

すっごく可愛くてタイプ!

例えば‥

・自分のおうちがあって
・短期旅行でモロッコに来ていて
・お金に余裕があって
・空のスーツケースがひとつある

そんな状態だったら間違いなく買いだめして帰ってただろうなぁ*笑

けど今これ以上荷物を増やすわけにはいかないので何も買えません(´;ω;`)ごめんなさい

 

タンネリ工場見学楽しかったよ〜!ありがとう〜!

と手を振ると、今度は引き止めることもなく、お金を要求してくることもなくトラブルなく出てくることができました。

いい人たちでよかったー♪

 

鍛冶広場

しばらく歩くと鍛冶広場と呼ばれるところにやってきた。

東京でいうところのかっぱ橋みたいなところになるのかな?

銅製のお鍋や食器類などお店がズラ〜〜と並んでいました。

面白かったのが、みんな軒先だったり広場の真ん中で加工したりしてたところ!

工房で作業するよりもこっちの方が開放感があっていいのかな?

観光客や市民が行き交うような場所でガスボーボーで作業‥日本だったらすぐに禁止されちゃう。

けどこの国では昔から鍛冶屋さんはこのスタイルでお仕事をするのが当たり前だったのかな

安全面を重視するよりも、昔からの職人さんのライフスタイルを尊重することに重きを置いてるんだろうなと感じました。

町歩きはその国の、その町の人たちの生活が垣間見られるからとっても好きです*

 

やっぱり楽しい食べ歩き

町歩きをしていると見たことのない食べ物がよく目につく。

このお菓子とかとてつもなく甘そう!

イスラム圏のお菓子ってほんと砂糖の塊みたいだからね‥

なんて思いつつも、1個20〜30円とか?

けっこう安かったので怖いもの見たさででチャレンジしてみると意外にイケる!(失礼

コーヒーが飲みたくなるな〜

 

お昼ご飯はそこらへんの道端のサンドイッチ屋さん。

ゆで卵をギュギュッとつぶし、マッシュポテトと酢漬けの野菜が入ったサンドイッチ。

水道もないところで作ってる衛生環境はすんごかったけど味は美味しかった!

この時、私たちの“当たり前の感覚”で食事をしたり観光したりしてたけど、今になって振り返ると遥か12,000km離れた沖縄からきてくれた涼太に何食べさせてるんだろうという気がしてくるよね‥

もっとレストランに入ったり、現地でしかたべれないような料理を食べたりしたらよかったね(´;∀;`)

水道のない道端サンドイッチも日本では食べられないものではあるけどね。笑

涼太は人に合わせるタイプで根っから優しいから嫌な顔ひとつせず私たちのスタイルを一緒に過ごしてくれてたけど

今になって申し訳なかったなという気がしてきます‥笑

涼太ごめんね〜!そしてありがとう〜!

 

サンドイッチだけじゃ足りず、地元っ子が食べていたコレにチャレンジ!

ブラジルにあるarroz doce(ライスプディング)に似てる。

ご飯にお砂糖とか牛乳やシナモンスティックを入れて煮たデザート*

に見た目が似てたけど、それを水で薄めたような薄いお味でした。

ほら、やっぱりモロッコの食べ物は私には味付けが薄い!

 

お腹も満たし、行く当てもなく歩き歩きのつづき。

子供の歌い声が聞こえたので覗いてみると、保育園?託児所みたいなところでした。

可愛い可愛いと見ていると中に入ってっていいよとのこと。

こどもたち見事にバラバラなんだけど歌を歌ってる姿が一生懸命でとっても癒された。

こどもが可愛いのは全世界共通だよな〜。

出て行く時大人にしっかりとお金を要求されました。笑

 

スークでお買い物

メディナの中にはスークと呼ばれる市場があります。

旧市街どこに行っても大体お店はあるしどこからどこまでがスークなのか最後までわからなかったけど(´▽`)

 

▽▽ランプが美しいお店▽▽

 

ここで涼太のお買い物タイム♪

明日から砂漠ツアーに出発するので、頭に巻くターバン探し。

上等そうなお店に手招きされ、色々な商品を出してもらう。

「何色が好きなんだい?」

「これはどう?これは?」

次から次へと袋を開けターバンを出してくれる店員さん。

「モロッカンな巻き方を伝授してあげるよ♪」

そう言うと涼太の頭にターバンを巻き始めました。

いいねー!涼太似合う〜!!

ついでにベルベルの民族衣装も着せてイメージしやすくしてくれた。

「いいじゃん、涼太ベルベル族じゃん!」

のりはもう物欲がゼロの生き物なのでこうやって現地の衣装とかかぶりものとかを試すのはいつも私。

たまには見る側も楽しいね\( ˆoˆ )/

色々と品定めをして、これいいなって思ったターバンの値段を聞いたら驚愕の200DH(2400円)

いやいやいや‥

日本でもその価格設定は高いっす‥。

高いから無理というと、おきまりの

 

How much you want?

 

いくらがいいんだ?と聞かれるので正直に希望額を言うと

「なにふざけたこと言ってんだコノヤロ、うちの商品はハイクオリティなんだあーだこーだ」

 

怒り出す海外あるある‥

 

さっきまで英語で頑張って話してくれてたのにお金にならない客だとわかると現地の言葉で罵ってくる海外あるある‥

ハイクオリティな商品でプライドを持ってるのに安い値段を提示していやな気分にさせちゃったならごめんなさい。

でも砂漠で使うだけだからハイクオリティー求めてないんだ!ごめんねありがとう!

とお店を出るしかありませんよね‥。

 

 

そこからわりと歩いてすぐの小さなお店では品数も多くお手頃価格で店員さんも誠実そうで三重丸◎

涼太無事おめあてのターバン買えました(´▽`)

やっぱりお買い物は誠実に頑張ってる人のところから買うのが気持ちいいよね♪

砂漠ツアーで着る衣装も揃ったことだし、フェズでやり残したことはないかな♪

 

フェズは迷宮都市と言われていてすごく入り組んでいて面白い町でした!

観光日数は1日あればいいのかなぁと思います♪

私たちは1日目夕方にフェズに到着して、一泊して、2日目の夜に次の町に向けて移動というタイムスケジュールだったけど、時間が余った印象。

( 朝フェズ到着で夜のバスで次の町に移動、でもよかったかも )

まぁ、人それぞれですかね♪

 

一日中歩き回ったりしてるうちに日も暮れてすっかり夜。

早めにSUPRATOURSに行って、メルズーガ行きのバスを待つことにしよう。

 

▽▽フランスのスーパー、カルフールがフェズに!▽▽

 

明日はあの旅人夫婦と再会するよー!!

 

 

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