モロッコ

日本人宿オーナーと喧嘩?トラブル続きなメルズーガ2日目


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アッサラーム、旅するにこいちのユキです( ¨̮ )♡

 

 

メルズーガ(正確にはハシラビート)から砂漠ツアーに参加した私たち。

1時間半ラクダに乗ってたどり着いたキャンプサイト。

砂漠で眺める夕日、ベルベル人たちが作ってくれる料理、砂漠でのキャンプファイヤー

満天の星空は叶わなかったが、その全てが素晴らしすぎる体験でした*

今日は砂漠ツアーの二日目。

宿を移動してから起こったトラブルについても書かせていただきます。

 

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砂漠で眺めるサンライズ

目がさめると朝だった‥‥

月が沈む3時くらいに起きて星空をみようね、と約束をしたのに

申し訳ない。

 

でも朝日が上がる前だった。よかった〜サンライズが拝めるぞーっ。

 

テントの外に出ると何者かの足跡。

鳥にしては大きすぎるし、砂漠の動物って何がいるんだろう?

 

もうじき太陽が昇る。

向こうの方はすでに太陽に照らされ始めていた。

 

先客のテツさんちほちゃん。

おはよー

みんな眠そうです。笑

テツさんは夜中にしっかり起きて星空チェックをしたけれど結局満天の星空は見られなかったそうだ。

 

楽しい夜を過ごした次の日の朝ってなんだか寂しい気持ちになる。

あ〜みんなと過ごす楽しい日が終わってしまうんだなぁって。

 

昨日のサンセットの時とはうってかわり、しんみりとしたサンライズ鑑賞となりました。

太陽も完全に昇り、今日も1日頑張って生きようねーというエールを送られているような気持ちになりました*

 

キャンプサイトに戻ると、帰り支度をするみんなが。

昨晩私たちをベルベルジョークで盛り上げてくれたベルベル人もすでにスタンバイ。

ちょっとかっこよすぎません?笑

 

ラクダさんは一晩中同じところで寝ていたのかな?

本当にラクダってお利口です。

順従すぎてなんかごめんねって思ってしまうほど。

 

うなだれるジュンさん

ツアーの朝は早い。行きの時同様

 

はーい、好きなラクダに乗ってね〜〜

 

とベルベル人。

 

▷▷この人は日本人w

またラクダに乗って、今度は町を目指します。

昨日は最後尾にいたのでラクダ使いさん(ベルベル人)とちっとも触れ合うことがなかったですが、今日は真ん中らへんにいたからなのか何度も話しかけてもらいシャッターサービスもしてもらえました( ˆoˆ )

昨日は自分のラクダに乗って写ってる写真が一枚も残せなかったので嬉しい!笑

 

でも私のカメラ、オートフォーカス(自動でピントを合わせる機能)が壊れてるよ?

と言っても

 

ダイジョーブ。ダイジョーブ。

 

と(・ω・` )

 

▷▷実際に撮ってくれた写真 

すごい〜〜〜

ちゃんとピント合わせてくれてる〜〜〜!!

 

 

やるじゃん、ベルベル人♩

 

って‥‥‥あ、あれ‥‥‥?

 

 

え、ちょっと待って、ジュンさんラクダの上で寝てるんだけど!!笑

 

ねーみんな、ジュンさん寝てる!!w

 

え、ほんとだーwwジュンさ〜〜〜ん!!

 

するとどこかから

 

ジュンさんお腹が痛いらしいよ‥!

 

との声が‥。

 

ええぇっっっ!!そうだったの‥‥‥!!

(笑ってごめんなさい)

 

ジュンさん、まさかの世界一周で唯一食あたりを起こしたのがこの時という‥

原因は昨日のタジン鍋かな?

 

実はこの後、テツさんちほちゃん夫妻も二日後に食中毒で入院しちゃったんです(´;ω;`)

 

なぜこの食あたりや食中毒の原因がタジン鍋だったかわかったかというと

夕飯は大人数だったのでタジン鍋は3つ用意されていたんですね。

1つを4人家族が

もう1つを私・のり・涼太・もえぴーが

そして一番端っこのもう1つがジュンさん・テツさん・ちほちゃんが食べていたんです‥

 

端っこのタジン鍋を食べていたジュンさんとテツさんちほちゃんが体調を崩したということは‥ですよ。

原因はタジン鍋に決定じゃないですか(´;ω;`)

こればかりは不運というしか(´;ω;`)

 

楽しいはずのラクダライド、ジュンさんは終始うずくまって腹痛と戦い、楽しむ間もなくハシラビートの街に到着したのでした。

大ごとにならなくてよかったけど、本当に辛そうにしてたからジュンさんお気の毒すぎました(´;ω;`)

(最初に笑ってごめんなさいw)

 

リアドマムーシュ発砂漠ツアーの感想

 

そんなハプニングが起きたりしたけれど、リアドマムーシュに到着。

そしてと〜〜〜っても楽しみにしていた朝食ビュッフェ♡

 

いっぱい食べよ!元とろう!

 

食い意地カップルですw

 

*色んな種類のパン
*パウンドケーキ
*フルーツ
*ヨーグルト
*ゆで卵
*オリーブ
*オレンジジュース
*コーヒー

けっこう種類豊富で何回でもおかわりしたくなるくらいでした。

でも朝早いしこういう時ってたいてい全然食べられないんだよね。

お腹いっぱいになって心も満腹!

 

これにてツアーは終了〜♩

 

このリアドマムーシュ発のツアーに参加して本当によかったな

というのが一番の感想です( ¨̮ )

ラクダに乗ってキャンプサイトまで行く時間もお話をして楽しませてくれるベルベル人スタッフさん。

夕日はとっても素晴らしかったし、夕食後のキャンプファイヤーも素晴らしかった!

夕食だけ数名食あたりを起こしちゃったけど、これはもう不運というほかないかなって‥

味はすごく美味しかったし、ボリュームも申し分なかった!

そしてリアドマムーシュに戻ってきてからの朝食ビュッフェも美味しかった。

 

ほかのツアーに参加してないので比較のしようはないけど、このツアーで不満はひとつもありませんでした。

一緒に参加したメンバーがよかった、というのが一番大きいかもしれないけど

本当に120%大満足です!!

 

朝食を食べ終わった後ものんびりと滞在させてくれます。

プールサイドでのんびり時間を過ごしながら、今日のこの後の日程を話し合いました。

 

砂漠のオアシスへ

 

本当をいえばこのままリアドマムーシュで泊まっていたい。

けどリアドマムーシュは1人1泊200DH (約2500円)

 

む、無理だぁ。

 

それは私たち以外の旅人もみんな同じ。

基本的に1泊1000円を切ることがほとんどのモロッコにおいて

2500円も出せません(´;ω;`)

宿は快適なんだけどね‥

 

近所にある安宿に実際に行ってみたりしたけど、ほかの宿はキッチンが使えないということで却下。

 

話し合いの結果、ワイルダーネスロッジという元日本人宿?に移動することになりました。

そこの宿は1泊70dh(約850円)でキッチンを使わせてくれる。

宿のオーナーであるオマールという男性が酒癖が悪くてよく宿泊客ともめたり女癖が悪かったりと悪評も耳に入ってきていたので少し心配ではあったけど

でも実際に宿の下見に行った時のオマールはそんな人にとても見えなかったし

日本語がけっこう流暢で、日本人のお客さんがたくさんくるようになってきっとたくさん勉強したんだろうな、とむしろ好印象。

 

もえぴーは残念ながらマラケシュ行きのバスをすでに取っていたらしく、一人だけバイバイすることになってしまった。

もえぴーとはマラケシュでも会う約束をしているので、すぐ会える。

一人旅気をつけてねー!

 

ということで3人部屋を2つ借りて

私・のり・涼太

テツさん・ちほちゃん・ジュンさん

で相部屋することになりました( ˆoˆ )

部屋も清潔だし、キッチンは使わせてくれるし、全然いい宿じゃん♩

 

 

この後、砂漠ツアーの夕飯時にひょこっと現れたハシラビートに住む日本人の女の子“もえちゃん”に誘われ、砂漠の中にポツンとあるカフェにいくことに。

 

ジュンさんはお腹が痛いので宿でお留守番(・ω・` )

 

約束の場所で合流したのだけど、あいにく今日は風が強いということでカフェは開いていないらしい。

ということで、街中にあった食堂で小腹を満たす。

 

▷▷ベルベルオムレツ(スパイシーで美味しい♡)

▷▷豆の煮込み

食材が切れていたのかな?

出てくるまでに20分くらいかかったけどとっても美味しかった!

 

このハシラビートに住んでいるもえちゃん。

リアドマムーシュのツアースタッフであるベルベル人が彼氏で一緒に住んでいるそう

さらに驚きなのが、もえちゃんのお母さんまでモロッコに移住?してきて、このハシラビートに住んでいるというのです\(°Д° )/

 

これにはリアルにびっくり!!

えっ!もえちゃんの若さでモロッコに住んでるっていうのもびっくりだけど

お母さんまで来ちゃった?!

すごいパワフル‥行動力半端ない‥。

 

 

そして砂漠に佇むカフェには行けなくなったので代わりにオアシス見にいくことになりました。

砂漠の中のオアシスってなんか漫画の世界よね〜!

 

砂漠の中にポツンと池でもあるのかな?

とワクワクしながら歩くと、街からわりとすぐの所に木が生い茂ってました。

なんと驚くことに畑まであるぞ?!

こんな砂漠のど真ん中にあるような土地で野菜が育つんだ‥。

野菜はすべて都心部から運ばれてきてるのかと思ったけど

ちゃんと地産地消もしてるんだね。

 

水路もしっかり。

 

▷▷「ゆき〜おいていかれるよ〜」

水路をきちんと整備したことによって木が生いしげり、畑の野菜もうまく育つようになったのかな。

 

みんな水路に興味津々?

かと思いきや、カエルを発見してまじまじと観察してるだけだった。笑

 

▷▷大の大人たちがカエル観察w

 

砂漠でサンセットタイム再び

ラクダに乗って遠くまでは行けないけど

ハシラビートの街から歩いていける距離にも砂丘は広がっています。

 

リアドマムーシュからも見えた砂丘。

今日はあそこに登って夕日をみよう!

砂漠をてくてく歩く。

今日は風が強いので砂の模様も激しめ。

風に吹かれ砂が飛んできてビチビチっと肌に当たって痛いくらい。

砂嵐なんて起きたらものすごい大変なんだろうな‥。

 

そんなことを考えながら、意外に20分弱でその砂丘には到着。

夕日が沈みかけている。

 

 

すごいよ〜〜〜!!

街から20分弱でこの絶景だよ〜〜〜!!!

風があまりに強いので、すぐに退散することになり

あ!っという間にお月様がこんばんわ。

オアシスがあったり、人間の生活区間のすぐそばに砂漠が広がっていたり、風の強さに若干の恐怖を感じたり。

 

砂漠の街で自然の凄さを感じました。

 

宿主とトラブル発生?!

小さな商店で野菜などの買い物を済ませ宿に戻ってきた我々一同。

宿に着くとオーナーのオマールがお出迎え。

酒癖が悪いと評判のオマールが片手にビールを持っています‥

 

たぶんみんな心の中で同じことを思っていたと思います。

 

(これは少しいやなことが起こりそうな予感)

 

そうは言っても昼間チェックインした時にはとてもいい人だった。

根はいい人なんだよ。

大丈夫大丈夫、と心に言い聞かせながら、昼間とは雰囲気の違うオマールに警戒してそれぞれの部屋に戻りました。

 

関わらないのが一番よかったのかもしれないけど、どうしてもオマールと話をしなければいけなったテツさん。

それは明日乗る予定のバスチケットのこと。

 

マラケシュに向かう予定の私たちは自分たちでバス会社にチケットを購入済み。

なので部屋に戻り少し横になったりシャワーを浴びる準備などをしていました。

 

しばらくするとトントンとノックする音が。

笑顔の引きつったテツさんでした。

 

なんでも酒に酔ったオマールが絡んできて、テツさんの態度が気に入らなかったのか会話の中で「撃つぞ」と言われたとのこと・・・

こ、こわい・・・

 

 

何が起こったのかここでは詳しくは書かないけど、このオーナーのオマールさん。

めちゃくちゃいい人なんです。

英語でやり取りができない旅行者がぼったくられたりしないようにバスチケットを買う時に一緒について行ってくれたり、ツアーに参加したという人はオマールが写真が上手でサービスもすごくよかったと言っていたし

それに日本語もきっと一生懸命勉強したんだと思います。

私たちと別れたあと、テツさんちほちゃんを激しい体調不良が襲ったんだけど、その時にもすごく力になってくれたらしいです。

 

ただ、お酒を飲むと自制心を保てなくなるんだろうなと。

 

飲まなきゃいいのに‥と思うけど、きっとお酒をやめたとしても一度たった悪評を挽回することができなかったんだと思う。

今時のネット社会では噂なんて風のようにすぐに広まってしまうから‥。

 

かつては日本人で賑わったこの宿。

とってもいい宿なのに‥‥‥

オマールお酒さえ飲んでなければ本当にいいやつなのに‥‥‥

お酒に酔ってテツさんに危ない言葉をかけたことはいけないことだったけど

実際に何も害を受けなかった私は

 

モウスグこのやど、クローズする。

 

と、悲しそうにそう言ったオマールの表情が忘れられません。

 

切ないなぁ。

 

ただ実際に手でピストルの形を作って撃つぞって言われたら私ならきっとちびってたし、その時のテツさんの気持ちを考えるとその瞬間を一人で背負わせて申し訳なかったなぁと思います。

冷静に全員にそのことをシェアして

●一人行動はしない
●シャワーを浴びる時もシャワーの外で男性陣が見張る。

という策を立ててくれたテツさん、男前!!

ちほちゃんはとても心配だっただろうな。

大変だったね。

 

これでもかっていう緊張と警戒をしながら過ごし、オマールが宿から出かけて行ったところでようやくみんなで夕食作りがスタート。

今でこそ「かわいそうに」目線だけど、THE!!ビビりな私、この時はかなりビビり上がってましたから!笑

男の人が4人いてもそれでもまだ怖かった。

何事も起こりませんように、起こりませんように

ってずっと心臓がドキドキしてたのはここだけの話。

 

ジュンさんは昼間休んでいたおかげで体調が復活。

復活早〜〜〜っ!!回復力すご〜〜〜っ!!笑

ちほちゃん料理長の指示を仰ぎ、みんなせっせと夕飯の準備♩

お鍋やお皿などまぁなかなかの埃の被りっぷりでした!笑

どれだけ宿泊客きてないんだよ‥とまたしても切なくなる。

そんなこんなで夕食が完成〜♩

今日の献立は野菜炒めのトマト煮込み?wと

ジュンさんの寄付により、こんな僻地でお味噌汁をいただくこともできました(´;∀;`)神!

 

食べ終わると、ババ抜きで負けた人が洗い物♩

 

負けられない戦いだああああああああ!!!!!

 

と負けたのは・・・?

もちろん私。(と道連れに涼太)

はい、ゲーム系弱いんです本当にもういやになっちゃう。笑

 

 

そして私たちが眠るまでオマールが戻ってくることはありませんでした。

結局ただの脅しで何事もなく終わったからよかったけど

恐怖の夜を一緒に過ごしたことによりみんなの絆は深まったのかな?(・ω・` )

 

 

このブログを書きながらオマールの

「もうすぐこの宿クローズする」

の言葉が頭から離れなくなり、実際どうなったのだろうと調べてみたんです。

 

するとね!!!

トリップアドバイザーで2018年11月の口コミを発見!!!

しかも「すごくおすすめ!」と書かれた口コミが数件。

お客さんこなくなったから宿閉めるって言ってたけど、オマールまだ頑張ってた!!

なんだか嬉しい(´;∀;`)

 

遠く離れた日本から宿が続くことを応援しているよ〜!!

(お酒を飲まず)頑張れ!!オマール!!

 

 

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POSTED COMMENT

  1. mk より:

    こんにちは!
    私も友人とモロッコ旅行を計画しています♪
    ちょっと教えていただきたいのですが、もえぴーさんはそのままマラケシュ行きのバスに乗られたとのことですが、砂漠キャンプからそのままam7:00発のマラケシュ行きのバスに乗ることは可能だったのでしょうか?
    できれば、私たちは1日目am5:00にメルズーガ着→16:00から砂漠キャンプ→翌朝7:00マラケシュ行きのバスに乗りたいと思っています。
    アドバイス頂ければ幸いです。

    • YukiNori より:

      mkさん
      こんにちは!
      友達とのモロッコ旅行いいですね〜♩♩
      ごめんなさい、もう1年以上前のことでよく覚えていないのですが、もえぴーはたしか夕方のバスでマラケシュに向かっていたはずです!
      砂漠キャンプから戻り7:00のバスは少しリスキーかなと思います(;;)
      私たちの時は、砂漠キャンプからリヤドに戻ってきたのがすでに7:00を超えていた記憶があります。
      ただ、お友達と二人だけでプライベートツアーに出発するなら、そのツアー会社(リヤド)の方と相談して朝早めにテントを出発してもらうことはできるかもしれませんね(^^)
      臨機応変に対応してくれる会社だといいですね!
      モロッコ旅行楽しんできてください(*^^*)

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