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アッサラーム、旅するにこいちのユキです( ¨̮ )♡
フェズからメルズーガの隣町、ハシラビートに移動してきた私たち。
ハシラビート(メルズーガ)からはたくさんのホテルやツアー会社が砂漠ツアーを行っていますが、私たちは日本人の間でとても有名な「リアドマムーシュ」さんのツアーに参加することにしました。
早朝に到着し、ツアー出発の時間までホテルの共用部分を自由に使わせてもらい、いざツアー出発です♩
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砂漠ツアー概要
〇16時
宿を出発。ラクダに乗ってサハラ砂漠の中にあるキャンプサイトに移動。
〇17時半
キャンプサイトに到着。砂漠でサンセットなどの自由時間。
〇18時半
キャンプサイトに戻って軽食。団らん。
〇19時半
夕食。タジン鍋。
〇20時半
キャンプファイヤーとベルベル人の民族音楽
〇22時
自由時間
~就寝~
〇6時半
起床。サンライズを見る。
〇7時
ラクダに乗って宿に戻る。
〇8時半
宿に到着。リアドマムーシュの朝食ビュッフェ。
~終了~
*2017年11月情報*
ツアー会社:リアドマムーシュ
料金:1人350DH (約4300円)リアドマムーシュ現地でもツアーに申し込めます。
11月気温:昼間25℃前後、夜から朝方10℃前後
持ち物:防塵用にターバン、日差しが強いのでサングラス、夜は冷えるので防寒具、一人2リットルほどの飲料水は必須。
シャワーは浴びれないので、あとは歯磨きなどの必要最低限のものでオーケー。
私たちは着替えすら持って行きませんでした*
砂の粒子が細かく隙間からカバンの中にも入ってくるので、電子機器は極力持って行かない方がいいかも‥
私たちは荷物に鍵をしてツアー出発のホテルに預かってもらいました。
カメラはどうしても持って行きたかったので、布にぐるぐる巻いたりビニール袋に入れたり、頑張って防塵対策をしました。
安い金額ではないけど、行く価値は大いにあり!
夕日だけを見て帰ってくる日帰りツアーもあるみたいだけど、せっかくサハラ砂漠まで来たんだから絶対に一泊すべきです!
ラクダツアーは大人数だとなお良し
私たち二人、涼太、前田夫妻、もえぴー、ジュンさんの7人かと思いきや
二人の小さいお子さんを連れたご家族の4人もプラスして合計11人のグループでの出発になりました。大所帯!!笑
ただね、ラクダツアーは大人数で行く方がいいらしいですよ?
その大きな理由はがこれ!!
わかりますか?
影です!!影〜〜〜!!
高い砂丘のところまで行くと、何もない砂漠にラクダの影がひとつふたつみっつ、徐々に増えていき・・・
そして一列になった瞬!!(´;∀;`)
▷▷ジュンさんカメラより
このラクダさんが連なってる影の画が撮れるんです!!
ジュンさんマジでナイスショット〜〜♡
ラクダツアーに行ったら絶対に撮りたいと思ってたこの構図!!
みんなでツアーに参加できたおかげで無事写真ゲットできました♩
「イェーイ」
みんなの声が遠くの方で聞こえる。
実はわたし。
と言われ誰も先に乗りたがらないので一番乗りでラクダさんに乗ると‥
まさかの11人の最後尾になってしまうというハプニング‥
涼太が先頭にいて、続いてもえぴー、テツさんちほちゃん、ジュンさんの並び。
私たちの前に4人家族がいて、きゃっきゃ楽しそうにラクダに乗ってるみんなとは遠く離れてしまった(´;ω;`)やっちまった〜
そだねー!今日は撮影係に徹しよう!
後ろを振り返ってみると、さっきまでいたハシラビートの村がどんどん小さくなっていきます。
太陽ももうじき落ちる。
今日はきっと夕日が綺麗に見えるぞー!
ちなみに私たちがお世話になったリアドマムーシュは日本人に人気ですが
一昨日のツアー参加人数は5人、昨日に至っては一人だったらしいです。笑
人気と言ってもいつでも参加者がたくさんいるってわけではないみたいなので
砂漠ラクダツアーに参加される方はグループで、そして天候をよくチェックしてから参加してくださいね♩
私たちの前にいたツアー客は二人組。
以前インドのクーリー村でも砂漠ツアーに参加しているのですが、その時は私たちも二人だけのプライベートツアーでした。
二人だといろいろ時間の融通が利いたり、いいこともたくさんなんだけど写真はこうなります。
▷▷インドの砂漠ツアーでの写真
ラクダさんの影がふたつ!!
大所帯のツアーに参加できて本当にラッキーだったんだなぁ、私たち。
それにしても砂漠が本当に綺麗。
サハラ砂漠の砂って世界で一番粒子が細くてサラサラしているらしいのです。
風に吹かれて砂が飛び、模様が生まれる様がとても美しかった。
模様ができては風に消され、人間の足跡がついては風に消され。
たぶん今見たのと同じ砂模様は二度と見ることができない。
風によってうねうね動いて、まるでアートだ。
ツアーが始まってから1時間半。キャンプサイトに到着!
ラクダの乗り心地は良好でした◎
男性陣はどうしてもお股が痛いみたいですがw
私はなんの負荷もなく、快適なキャメルライドでした♩
ラクダから降り、連れてきてくれたベルベル人のラクダ使いさんと記念撮影*。
なんかよくわからんけどダチョウ倶楽部の“ヤー”みたいなポーズとってきたw
足元のコロコロした黒い物体はラクダさんのうん◯です。笑
カラカラに乾いてるので踏んでも大丈夫◎
キャンプサイトに荷物を置きに行ってびっくり!
お部屋にちゃんとしたベッドがある〜(´;ω;`)
どんなところに寝るんだろうってまったく予備知識がない状態で来たので
このしっかりとした作りのキャンプサイトにすごくびっくり!
個室のテントが6〜7室と、みんなでご飯を食べるダイニングルームがあって
ミニキッチンに、なんとトイレまである!
インドの砂漠ツアーは建物なんて一切なく
・ご飯を作るのも
・ご飯を食べるのも
・寝るのも
・トイレも
全部、すべて青空の下でしたから!笑
満天の星空の下で寝たあの夜は今でも忘れられないくらい素敵な思い出だけど
やっぱり屋根があるってだけで安心はするもんだよね。
サハラ砂漠のサンセットタイム
ベルベル人の方にそう言われ振り返ってみると、本当だ!
もうすっかり夕暮れじゃないか!!
先に着いてるはずの先頭集団のみんながいない?
キョロキョロ探すとすでに砂丘のてっぺんに!!
ナヌーーーもうあんなところに!!
夕日に照らされ砂の色が赤みを帯びてる、綺麗。
「早く早く〜〜!」
と出迎えてくれたもえぴー。
【砂漠×夕日×もえぴー】のこの相性の良さはなんだろう!
とっても絵になる!!
丘の上からは今日の宿、キャンプサイトが見えました。
太陽の位置によって色が変化する砂漠。
本当にアートのよう。
砂漠で見る夕日が綺麗すぎてみんなのテンションは最高潮
ここからは楽しいたのしい写真撮影タイムです♩
テツさんちほちゃんいい笑顔いただきましたー( ˆoˆ )( ˆoˆ )
この砂漠ツアーの中で一番お気に入りかもしれないくらい、お二人の仲良しさが伝わってくるいい写真( ´◡` )
このお二人本当にラブラブなんだよなー♩
便乗して私たちも撮ってもらいました(/ω\)
テツさんたちみたいなラブラブ感出なかった‥w
私たちの一眼レフ(canon kiss)だったり、涼太のGoProだったり、みんなそれぞれ違ったカメラを持ってきてたんだけど、ジュンさんの持ってたTHETA360度カメラで撮った一枚がすごかった‥!
▷▷ジュンさんカメラより
このカメラすごい!!欲しい!!
砂漠にきたらやっぱりこのポーズでしょ!のワンピースポーズ。
もえぴーはなぜかナンバーワンしてますw
あーたのしっ。砂漠たのしっ。楽しすぎてパー子さん化してしまう。
そんな私を見てみんなが笑ってくれた大好きな一枚( ˆoˆ )
ガールズで♩何にこんな爆笑してたのかなー楽しかったんだろうなー♩
なんかもう楽しすぎて涼太は砂に飛び込みしだすし
テツさんは砂丘をコロコロ転げ落ちて砂まみれになるし
みんないい感じに頭がおかしくなってた!
大人が子供にかえる場所、砂漠でございます。
みんなでワーワー遊んで気がついたらあっという間に暗くなってました。
お待ちかね夕食タイム
すっかり暗くなったのでキャンプサイトに戻ると
ベルベル人のスタッフさんがお菓子とミントティーを用意してくれていました。
ちょうど小腹が空いてきてたので助かったー。
夕食は21時からだという。
ということでごねて19時半にしてもらい、それまではみんなで談笑タイム*。
▷▷ミントティーを入れてくれるベルベル人
茶目っ気のあるベルベル人は
ってずっと言ってました。
おー酔っ払ってきた〜、ってんなわけあるかいっ!
ミントティー甘くて美味しい*
そしてお待ちかねの夕食タイム〜(*´ ᴗ `*)
私たち7人のグループと、日本人の4人家族と、スペイン人観光客お二人と、もう一人途中から“ツアースタッフのベルベル人の彼女”というこの町に住んじゃってる日本人の女の子も合流して、14人でのお食事会となりました*
よっ!待ってましたー!
夕食の内容はパン、豆のスープ、チキンとナスのタジン鍋ととてもシンプルではあるけど、量がたくさんあっておかわりしても大丈夫なくらいでした♩
タジン鍋はシャウエンで菅野美穂さんの写真が飾ってあるお店で食べた以来だったけど、こっちの方が美味しかった!
きっと砂漠でベルベル人の彼らが手作りしてくれたっていうのがより美味しく感じるアレになったのかな?
とっても美味しくいただきました♩
お腹いっぱいごちそうさま〜♩
砂漠のキャンプファイヤー
“ベルベル人”について‥。
ベルベル人(ベルベルじん)は、北アフリカ(マグレブ)の広い地域に古くから住み、アフロ・アジア語族のベルベル諸語を母語とする人々の総称。 北アフリカ諸国でアラブ人が多数を占めるようになった現在も一定の人口をもち、文化的な独自性を維持する先住民族である。 形質的にはコーカソイドで、宗教はイスラム教を信じる。
引用元:Wikipedia
アフリカ北部に広く住んでいる原住民族で、モロッコ人口の半分がこのベルベル人。
彫りの深い顔と、細長い手足、頭に巻いた大きなターバンが特徴です。
ちょっと小ネタを挟むと、あの有名なフランスのサッカー選手ジダンもベルベル人。
日本でいうと、沢尻エリカもベルベル人のハーフらしいです。(父が日本人、母がベルベル系フランス人)
ベルベル人の移民先として昔からフランスが人気だったとのこと。へー!へー!
夕ご飯を食べ終わると
と、外に出てみると‥‥‥
すごい!!さっきまではただの砂漠だったのに‥!!
砂を掘ってそこにキャンドルをセットしなんとも言えない素敵な雰囲気を作ってくれている!!
キャンプファイヤーまでの道順を照らしてくれてるんだ‥!!
これには感動(´;∀;`)やってくれるじゃんベルベル人〜〜
キャンプファイヤーのところでは複数人のベルベル人が待機していて、みんな揃うとベルベル民族楽器を鳴らしながら砂漠ナイトがスタート♩
試しにこの楽器を触らせてもらったけど全然リズミカルに音を出せなくてみんな苦戦!
音楽を楽しんだり、ダンスを楽しんだり。
かと思いきや突然キャンプファイヤーに手や足を突っ込み始めるベルベル人
手や足が何秒も火の中に(´;∀;`)
えええええ!!危ない!!
熱いよ火傷するよダメだよ!!
慌てる日本人。
それを見てひーっひゃっひゃと笑うベルベル人。
熱くないから大丈夫〜
いやたぶんそれラクダでも熱いからね!!笑
おそらく一般的な人間がそれをやったら間違いなく大やけどレベルの行為だけど、古くから日中は50℃を超えることもある砂漠で生き抜いてきたベルベル人だから強靭な皮膚に進化していったのかもしれないな。
いろいろとすごいぞ、ベルベル人!
みんなで盛り上がってる中ジュンさんがいない!と思ったら‥
一人で写真撮りに行ってた。360度カメラすごい‥。
▷▷ジュンさんカメラより
▷▷ジュンさんカメラより
こんな感じで、楽しい砂漠ナイトは更けていきました。
満天の星空は‥‥‥
キャンプファイヤーを楽しんだ後は自由時間。
他のグループたちはゾロゾロと寝床に戻っていきましたが、私たちは興奮状態からまだ抜けきれず、フリースペースで夜な夜なおしゃべり♩
私は、旅に出る前よく旅本や旅ブログを読んだりしていた。
その中で何度も読んだ話が、「砂漠で満天の星空の下で眠った話」だった。
インドのクーリー砂漠でその経験は実際にしてきたけど、本当に素晴らしいものだった。
寝る頃にはまだ月が輝いていて、ふと夜中に目を覚まし目を開いた瞬間に飛び込んでくるあの満天の星空‥
思い出すと今でも鳥肌が立ちます。
旅本や旅ブログに書かれていたそれは、きっとサハラ砂漠での体験なんだと思う。
ラクダさんに乗るのも、砂漠で眺める夕日もものすごく楽しみにしていたけど
私は旅に出る前から「サハラ砂漠で満天の星空を見る」ことに憧れていたので期待に胸が高鳴りました。
満月に近かったこともあってあたりはとても明るい。
星なんてポツポツと見える程度。
これは月が沈むのを待つしかないなぁ。
どうせ明日は予定もないし、夜更かししても問題なし!
旅人は自由なんだい!
みんなで楽しい話をしていたらあっという間に時間は過ぎていく。
ただ、ここで気づいたのが夜の砂漠の寒さ!!
昼間は歩くのも大変なほど熱いのに、夜になるとブルブル震えるくらいに寒くなる。
砂漠って本当に不思議だ。
あまりにも寒いので隣の部屋にいたベルベル人スタッフさんにミントティー作ってってお願いしたらめんどくせーなーって顔しながらも作ってくれて、しかも作り方も教えてくれて。
なんて親切なんだ、と思ったらそのベルベル人自分の部屋に戻らずずっと私たちと一緒に過ごしてくれました。
そして謎の「ベルベルジョーク」をクイズで出題されるという本当に謎の時間を過ごしw
(出題したベルベル人が一番笑うっていう微笑ましすぎる時間でしたw)
途中から私は眠気に勝てずフリースペースで寝てしまったけど、みんなが楽しく笑ってるのがずっと聞こえてそれが楽しくて嬉しくて、本当に幸せな時間でした。
あいにく月の輝きはしぶとく、望んでいた満天の星空を見ることはできませんでした。
一度仮眠して3時頃にまた星空見にこよう、と一度は解散。
一度眠りについた私たちが夜中の3時に起きる、なんてことできるはずもなく気がつけば朝w
涼太は興奮して眠れず、朝方までフリースペースで空を仰いでいたらしいけど星空は見れなかったそう。
沖縄からやってきた涼太が私たちと過ごすだけじゃなく、たくさんの旅人と出会ったことによって刺激的な話がたくさん飛び交い、もしかしたら涼太の中の海外欲だったり旅欲が掻き立てられているのかなと思いました。
テツさんも約束通り3時に起きて空をチェックしに外に出て、ダメだったので今度は4時に起きてまたチェックして、ってしたらしい。
優しい涼太とテツさんのことだから、もし満天の星空が広がっていたらきっと起こしてくれたんだろうな。
望んでいた満天の星空は見られなかったけど、砂漠での夕日鑑賞も、砂漠でのキャンプファイヤーも、砂漠でミントティーを飲みながらの夜更かしも。
全部みんなと一緒だったからすべてが何倍も楽しくて本当に幸せだった。
最高のメンバーとこのツアーに参加できて本当にラッキーだったなと思っています( ¨̮ )
でもツアーはまだ終わっていません!
リアドマムーシュに帰って朝食を食べるまでがツアーです!
つづきはまた明日かかせていただきます( ¨̮ )
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