インド

初日から大いに期待を裏切ってくるインド‥これはやばい(泣)


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ナマステ〜!ユキです!

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リアルタイムは驚くほど物価の安いウクライナ。

中にチョコレートクリームがたっぷり詰まったドーナッツが4個で50円!

「あーこれ絶対太るやーん♪」

と言いつつも2個をペロリとたいらげる私に

「太るとか絶対気にしないくせになんでいつもわざわざ口に出すの!」

とイラッとした様子ののーりさん(・ω・` )

口癖のように言ってしまうこの発言が男子をイラつかせているとは知りませんでした!笑

たしかに、気にしないくせにどうしてついつい口にしちゃうんだろ!

日本女子の不思議です!

 

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2017.2.20
【インド】ハイデラバード
********

初めて列車のチケットを買う

なんとも分かりづらいインドの列車チケット販売システム。

デリーとかアグラとか観光客がたくさん来るような都市だと

外国人専用デスクが用意されているらしいんだけど‥

ここハイデラバードは全然観光地ではなくインド人だろうと外人だろうとみんな同じ窓口!

 

ご飯を食べた帰り、バスチケット売り場なんかもあって

ハンピ行きのバスの値段を聞いてみたんだけど・・・

一人700ルピー(約1,120円)と言われました。

 

いかん。高すぎる。

 

これは意地でも列車のチケットを買わなければいかんです。

ご飯も食べてボールペンも持ってきて戦闘態勢はバッチリ!

もう一度予約センターに乗り込みます!

さっきは人がちらほらいる程度だったのに

戻ってくると人が増えてました(°Д° )

いかん。これは圧倒されてしまう(°Д° )

 

とりあえず申し込み用紙をわかるとこだけ記入して、並んで順番を待って窓口に提出。

すると、窓口のおじさんにものすっごい早口で

 

「なんとかなんとかなんとかなんとか!!!ハイ、次!!」

 

みたいなことを言われて、何一つ聞き取れず‥笑

 

え?もっかい言って‥

 

って聞く隙も与えてくれず、二人で苦笑いをするしかないね〜あはは〜って(´;∀;`)

 

列車番号書いてないからダメなのかな?

どうやら列車番号は壁に掛けてある大きなパネルに書かれているみたいなので、それを見て確認して番号を書く。

この右側のパネルのやつ

 

さぁもう一度!

再度挑むも、職員の人本当に早口かつインド人訛りの英語でひとっつも聞き取れない!!

 

一応ね、私ものりも留学してたし(もう6年も前だけど)

ずっと海外にいるしで喋りは苦手だけど英語聞き取れはするんです!

 

でもこのおじさんの英語は本当に何言ってるかさっぱりわからん!!

何がダメなのかわかんないけど紙を突っぱね返されるし・・・

もうどうしたもんかなぁ・・・

 

と困り果てていると・・・

突然現れた救いの手

 

大丈夫か?

 

それがムハンマドとの出会いでした。

 

私たちの後ろに並んでいた彼が、会話の成り立たない私たちを心配して声をかけてくれたのです。

 

さっきから何を言ってるのかわからないんですー

オーケー。どこにいつ行きたいの?

明日、ホスペットに行きたいんですけど‥

 

※ハンピの直通列車がないので、隣町のホスペットまでのチケットを買おうとしてます。

 

すると職員の人とはヒンディー語で、私たちにはわかりやすい英語で通訳を始めてくれました。

 

この駅発のホスペット行きの電車が明日売り切れだそうだよ

 

そういうことを言っていたのか!

 

隣の駅からだと空きがあるらしいけど、どうする?

なら明日の3km離れた駅からの電車にします!

OK、じゃあちょっとこっちにおいで

 

そういうと、私たちのためにまっさらな申し込み用紙に一から記入をしてくれるムハンマド。

わからないところがあったら窓口に行って質問しに行ってくれたり、パネルの列車番号を再確認しに行ってくれたり‥

 

彼の手には同じような申し込み用紙が5〜6枚あった。

元々は私たちの後ろに並んでいて、私たちと一緒に列を抜けたということは、

自分のチケットはまだ買えていないということ。

なのにずっと付きっきりで私たちのお手伝いをしてくれてる‥

 

申し訳ないな‥という気持ちよりもありがとうの気持ちがこみ上げてきて

何回「サンキュー」を口にしたかな(;;)

 

インド国内の電話番号も必須だったらしく、電話を持ってないというと代理で彼の電話番号を記入してくれました。

 

よし、書けたぞ。

 

そう言って、また一から一緒に列に並んでくれるムハンマド。

手には自分のこれから申し込むはずの用紙と、私たちの申請用紙。

この時すごく混んでいて20分くらいは一緒に並んでくれていたと思います。

 

並んでいる間、いろんな話をしました。

一番最初に聞かれた質問が、どの宗教に属しているのか、でした。

 

「(一応)仏教だよ」と答えると、彼は誇らしげな顔で

 

俺はムスリムだよ。

 

と答えてくれました。

 

マレーシアのモスクに行った時にイスラム教について勉強して

なんでイスラム教の人には親切な人が多いのか知ることができました。

 

 

やっぱりムスリムには優しい人が多い。

 

窓口に行ってもやはりムハンマドが通訳をしてくれて

それでようやく無事にチケットを買うことができました!

 

列車情報

区  間:ハイデラバード〜ホスペット
列車番号:11303
時  間:23:10発、翌10:13着
等  級:スリーパークラス
料  金:一人305ルピー(約490円)←安ッ!!

*ただし2017年2月情報*

 

わーん、ムハンマド本当にありがとー。

はは、じゃあ自分のチケットも買っていくから、じゃーね

 

 

なんの見返りも求めず、彼はまた最後尾に並び始めました。

大げさでもなんでもなく、自分の時間を犠牲にしながら1時間くらいを私たちのために割いてくれました。

並んでる途中何回か電話がかかってきて、ヒンディー語だったから内容はわかんないけど

もしかしたら仕事中に来ていて、まだ帰らないの?っていう催促の電話だったかもしれない。

 

感謝の気持ちが溢れて止まりませんでした!

 

どうしよ、もう一回きちんとお礼の気持ちを伝えたいな‥。

 

ムハンマドが自分の列車チケットを買い終わるのを待ってることにしました。

 

15分くらいして窓口からムハンマドが戻ってきました。

 

あなたがいなかったらチケットを買うことできなかったと思う。本当に本当にありがとう!!あなたの親切忘れないからね!!

 

ありったけのありがとうを伝えるとムハンマドは

「そんなにお礼を言われて困ったな」みたいな顔をしていました。

 

見るからにいい人そうでしょ?

 

 

さらに・・・

 

ムハンマドのおもてなしの心

 

よかったらうちのショップに来るか?とお誘いしていただきました\(°Д° )/ワォ

 

ティーかコーヒーは好き?

 

私たちが何かお礼をする側なのに、ムハンマドォ‥(´;ω;`)

 

ここら辺は警察がいるからちょっと歩くよ。と言ってバイクを押しながら一緒に歩いてくれました。

そして「ここまで来ればもう大丈夫。乗って」と言われるがままにバイク三人乗り!

ムハンマドが運転して、のりを真ん中に挟んで、ユキは後ろに座ってしばしのドライブです。

 

こんな時もサービス精神を忘れないムハンマド。

 

「あれが〇〇モスクだよ!」

「ここが〇〇だよ!」

 

って走りながらも町案内をしてくれました。

 

5分くらい走ると着きました。

ムハンマドの働くショップです。

超どローカル!

 

「おーい、誰を連れてきたんだー?」

「駅で一緒になったんだよ!わっはっはっは!」

 

みたいな会話をしてたんだと思う。

お店の他の店員さんたちもほのぼのウェルカムな雰囲気。

 

「ちょっと待っててね。」と言い残してどこかに消えていったムハンマド。

 

5分ほどしたら戻ってきて、

 

はい、これ食べてね

 

って、この辺のインド人が朝ごはんとかおやつに食べるという軽食を持ってきてくれました。

 

 

しょっぱい揚げ物と、蒸しパンに甘いようなピリ辛なようなソースをひたひたにかけた食べ物。

正直とっても辛くてあまり口に合わなかったけど、でも気持ちが嬉しすぎてのりと二人でありがたく完食。

 

そしてここのチャイが!!

 

 

一ヶ月インドを旅した中でぶっちぎりのナンバーワンに美味しかった!!!

 

初めてのインドで初めて飲んだチャイが、いっちばん美味しかった。

ムハンマドへの感謝の気持ち抜きにしても間違いなくナンバーワンだった。

 

全部食べて、全部飲んだら「もう一杯いる?」ってムハンマド。

 

ううん、ありがとう!でもここのチャイ本当に美味しいね!!

 

 

・・・

もうやばい、なんでこんな優しいんやろ。

 

誰かにこの時の親切にしてもらった話をしたら

「その人きっとお金持ちなのかな?」

って言われました。

 

私もこの時なぜだかムハンマドはお金持ちなのかな?って思っていました。

人助けをできるほど心に余裕を持った人なのかな、って。

心の余裕はお金の余裕とリンクしてるのかなって恥ずかしながらこの時はまだ思っていたから。

 

でも

 

「ここはムハンマドがオーナーのお店なの?」って聞くと、

 

「ううん、雇われてるんだよ。」と言っていました。

 

言葉は悪いかもしれないけど、ムハンマドはただのチャイ売り屋さんでした。

チャイ売り屋さんがお金持ちと言えるほどの給料をもらっているとは思えません。

だけど、ムハンマドはこんなにも穏やかでこんなにも親切でした。

 

宗教の教えもあるのかもしれません。

見ず知らずの私たちにこんなにも親切でした。

 

オフラインマップを見ると宿まで4〜5㎞くらいだったし歩いて帰ろうとするとムハンマド、

 

「バイクで送っていくよ」

 

って。

 

最後の最後までとてつもなく親切でした(;;)

 

人に親切をした時、私なら「いいことしたなー」っていう満足感でついついドヤ顔になってしまいます。

 

だけどムハンマドは最後まで偉ぶったりすることもなく

ただただ当たり前のような顔をしていました。

 

彼にとって困ってる人を見たら助けてあげるのは当たり前のことなのかもしれません。

 

ムハンマド、本当にありがとう。

 

連絡先も交換しなかったし、もう会えないかもしれないけど

インドに着いたばかりでビクビクしてた私たちの心をほぐしてくれたあなたの温かな親切

 

一生忘れないと思うよ。

 

本当に本当にありがとう!!

 

瞬時にピントを合わせられなかった自分を恨む(;;)

 

断言します!

 

まだ1日目だけど私たちきっと

 

インドが大好きです!!!

 

全部全部ムハンマドのおかげ。

 

“トラブル続きでもうヘトヘト!

町も空気も汚いし人はみんな嘘つきで騙してくるしインドなんて大嫌い!”

 

こうなることを予想してたのに

いい意味で最初から期待を裏切ってきたインド。

 

心ぽかぽかでスタートを切ることができました。

これからのインド旅が楽しみ!

 

明日はハンピへと移動です。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました♡

 

 

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POSTED COMMENT

  1. 人の印象がそのまま国の印象になることはありますね。
    と思って油断するとだまされますけど。笑。

    • YukiNori より:

      ここんとうざい さん
      コメントありがとうございます。
      本当にここんとうざいさんのおっしゃる通りだと思います。
      最初に出会ったムハンマドのおかげでインドが大好きになりました。
      同時期に同じハイデラバードから入ったという日本人旅人はハイデラバードでもぼったくられたりして、インドしょっぱなから大嫌いと言っていました。
      私たちはラッキーだったんだろうなと思います(*^^*)
      油断しないように気をつけます。笑

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